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人生は「バラ色」よりも「いろ色」

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2021年11月の記事一覧

スゴい人になってしまう

スゴい人になってしまう

 「悩みやイライラ」の代表的事例に、自分の言うことを聞いてくれない、自分を認めてくれない、というのがあります。
 例えば「子供が言うことを聞かない」と憤慨するお母さん。「生徒が授業を聞いてくれない」と嘆く先生…。これらの悩みに対する根本的な解決方法は「話を聞きたくなるようなスゴイ人になる」ということでしょう。

 生き方を真似したくなるような素敵なお母さん、引き込まれるような興味深い話をしてくれる

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感情をみつめるメリット

感情をみつめるメリット

「今、自分が何を感じているか」を意識していることのメリットをいくつか挙げてみましょう。
(1)ネガティブな感情、例えば、腹立たしい、妬ましい、惨めだ、恥ずかしい、不安だ…は、気をまぎらわせると、抑圧することになり、後々まで残る。しかし、そういったイヤな感情も受け入れ、ありのままに味わい尽くすと、早く消えていく。
 通常、私たちは好ましい感情(うれしい、楽しい、誇らしい…)が湧いてきたとき、そのシー

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お試しで、何でもやってみる

お試しで、何でもやってみる

 最近よく口にしているのは「道徳的な人生から実験的な人生へ」というフレーズ。
 小さいときから教えられてきた「道徳」。正しい方向というものがあって、それに沿って生きるのが模範的で素晴らしい。道徳って、こんな感覚。
 道徳的な人生。すなわち、立派な人格者になることや信用を積んでいく人生を目指していると、思い切ったことができません。行動の幅が狭まります。これは窮屈でつまらないですね。
 一方、「実験的

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嫌われたっていいじゃない!

嫌われたっていいじゃない!

 人から嫌われことを過度に恐れている人を見受けます。人を嫌ったり、人から嫌われたりするのは、悪いことでも、いけないことでもありません。よくある、自然なことなんですね。人と仲良くできないことで、自分を責めたり、過度に反省したりしないように。
 人は、自分でも気づかないような不可解な理由で人を好きになったり、または嫌いになったり、理由もなく好かれたり、嫌われたり…。まぁそれが、人生の豊かさなのですが、

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人間関係で悩まないために

 人間関係の悩みで特に多いのが、親子、夫婦、兄弟といった家族に関することです。本来は助け合い、支え合うべき関係なのですが、これが一番頭を悩ませるのですから、皮肉なものです。
 よくあるパターンとしては、立派にやっている人とチャランポランなダメ人間が共存している場合。
 立派な人は、ダメ人間を見ていられないので、なんとか常識的な生き方をしてもらおうと口を出します。しかし、相手はそれを聞き入れない。「

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大変なことが、人生を大きく変える

大変なことが、人生を大きく変える

 作家の浅田次郎氏は「どう考えてもいかんともしがたい不幸は、この世に二つしかない。ひとつは食えない苦労、もうひとつは生命の危機である。とりあえず、その2つの心配さえなければ、気の持ちようで誰でも『私は幸福な人間です』と言うことができる」と著書に書いています。
 不安や迷い、悩みは誰だってあり、連続ではないにしても死ぬまでついて回ります。でも、それも考えよう。受けとめ方を工夫するだけで「放っておけた

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いろんな人がいて面白い

いろんな人がいて面白い

 世の中には、いろんな人がいるものでして…。たとえば、「私がこんなに我慢しているんだから、あなたもこれくらい辛抱しなさい」って言うタイプの人。
 一方、「私もこんなに好き勝手させてもらっているから、あなたも自由に好きなことしなさいよ」って言うタイプ。あなたは、どちら寄りですか?
 そりゃぁ、後者の人たちが、のびのびと快適に過ごせるでしょうけど、前者のタイプも一定人数いて、バランスがとれているのだと

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シャレで生きてみるのも

シャレで生きてみるのも

「いい加減な生き方のススメ」です。
 以前、書店で「ついでに生きる」という本を、タイトルの面白さに惹かれて買いました。(読んではいませんけど)。生まれてきたから、ついでに生きている。 この、使命感がなく、斜に構えて洒脱で、いい加減な感じが好きですね。
 で、最近「これいい」と気に入っているフレーズは、「だましだまし生きる」。明日のことは考えない。完璧を求めない。今日一日を生き延びられたら、それでい

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行き当たりばったり

行き当たりばったり

 好奇心のままにいろんなもので遊んで、疲れて眠りにつく子供たち。そのように気持ちよく生きて、サッと人生の幕を閉じられたら、素晴らしいと思います。そこで「複数の人生を楽しむ」ことを提案しておきましょう。
 「私は会社員だから」「主婦だから」とか言って、一つの枠に収めてしまわないで、「あの人は何をやっている人なんだろう?」と言われるくらい正体不明の人物になる!。
 例えば、朝は農業をして、昼からはアス

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それも人生の飾り物

それも人生の飾り物

VOL5
 生きていたら、いろんなことが起こります。嬉しい、楽しいことばかりではありません。紆余曲折を死ぬまで抱きかかえ、過ごしていく。
 腹の立つこと、辛いこと、情けないこと、モヤモヤすること…。それらは、みんな「人生を彩る飾り物」。
 「飾り物」だから、あってもなくてもいいのですが、まったくないのも味気ないので、折々に多少はあったほうが、賑やかで退屈しない。それくらいに思っていたらいいのですよ

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「この道一筋」もいいですが…

「この道一筋」もいいですが…

VOL4
「今年は○○を始めるぞ」とか「今年は○○を習慣にするぞ!」なんて決意をした年もありましたが、飽きっぽい性格のためか、強く決心したものほど長続きはしない。数ヶ月もすれば、何を目標として挙げたかすら覚えていない。皆さんも同様の経験があるのでは?

でもね。何でも手を出し、すぐ飽きて次に目移りするというこの性分、けっこう気に入っているのです。「この道一筋」っていう人も尊敬しますが、「私から○○

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誰の人生にも浮き沈みはある

誰の人生にも浮き沈みはある

VOL1

これから「しなやかに生きるためのヒント」を書いていきますね。

人の幸福度は50歳前後を底辺として、年を取るごとに高まっていきます。それは人生経験を積むことによって、次のような法則がわかってくるからではないでしょうか。
・いいことばかりは起こらない。悪いことばかりも起こらない。
・身に降りかかってきた出来事をどう解釈するか、その受け止め方、気の持ちようで人生は決まる。
・気にするときり

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振り返ってみてわかる幸せ

振り返ってみてわかる幸せ

VOL2

人生って、その時々にいろんなことが起きてきて、無我夢中で対処したり、わけのわからないままやりすごしたり、理不尽だと怒ってみたり…

そんな毎日ですが、後で振り返ってみると、それらすべての出来事が、あらかじめ天(神仏、創造主)が用意してくれていたんだなぁと思えます。私たちを退屈させないようにって!

そして、これも後で振り返ってみて初めてわかる(振り返らないと、そのときは気づけない)こと

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