やっぱり大好き、美容液

化粧水の次は、ステップ順で、美容液にしてみます。

美容液は、美容好きの人は本当にたくさん試して、買い集めているジャンルだと思います。今や化粧品の世界では“花形“的存在。理由はこんなところでしょうか。

・ラインナップの中では比較的美容成分が多く含まれている(実際、一番多いというブランドも多数)
・悩みや目的に合わせて提案されることがあり、広告などでよく目にする
・実際、メーカーも「看板商品」的な立ち位置にすることが多く、研究開発費や広告費をたくさんかけることが多い

確か、エスティローダーのアドバンスナイトリペアが初の美容液だったとききました。発売が1982年くらいなので、美容液の歴史は40年ちょっとということに。40年くらい前は存在していなかったし、今のように主役級の扱いではなく、あくまでスペシャルケア的な扱いだったそうです。

美容液の選び方の基本としては、「悩みやなりたい肌に合わせて選ぶ」ということだと思います。使い方については、メーカー規定量をしっかり使うこと。わりとシンプルです。

強いていうなら、お手入れ全体のラインナップの方向性を考えて選ぶとより実感が高まります。悩みの優先順位をつけて、「シミもシワもたるみも全部どうにかする!」と欲張るのではなく、数ヶ月スパンで「今は一番気になっている“シミ“に集中する」という感じでお手入れするのがおすすめ。例えば“シミ“だったら、目的がバラバラのクレンジング・洗顔〜ベースメイクをを選ぶよりも、「シミ対応」を謳っているもので揃えるほうが効きがいいということです。一品で解決しようとするのではなく、落とし物、塗るもの、ベースメイクとすべての段階でブライトニング成分が入っていると、グッと効きがよくなるのをイメージできるのではないでしょうか。様々なアイテムによる“波状攻撃“的な……。なんなら、最近はファンデにもブライトニングできるものがありますね。あと上級者は、エリアごとに使い分けるのはありだと思います。私はシワ改善美容液は部分使いしています。

美容液選びの注意点としては、悩みが複数あるからといって何本も同時に使ったり、コロコロとジプシーしないこと。効果を感じるためには、肌のターンオーバーのサイクルを考えて、最低3ヶ月はみてほしいです。薬ではないので、「翌朝肌が若返った」「シミがポロッととれた」なんてことは絶対にありえません!(あったら怖すぎる!)SNSなどで見られる過激な広告は、くれぐれも信じないでください。私は、そういう広告を平気で出せるメーカーは、ちょっとあまり信用できないです。

美容液は正直、「好きなの選べばいいんじゃない?」系なのですが、せっかくなので本当に使って良かったと思ったものを挙げておきます。年間数十本?以上を10年近く使っていると思うので、本当に選りすぐりです。

花王 ソフィーナiP土台美容液(炭酸)
クレ・ド・ポー ボーテ ル セラム(つるんつるん)
コスメデコルテ リポソームアドバンストリペアセラム(定番)
クラランス ダブルセーラム(ライトもよかった)
SK-2 ジェノプティクスウルトオーラエッセンス(気持ちいい)
アルビオン エクシアブライトニングイマキュレイトセラム(集中ケアでダントツ実感あり)
アンドルーワイルフォーオリジンズ メガマッシュルーム(炎症が“治る“!)
資生堂HAKU(シミと赤み)
インフィオレ ソヴァタージュコンセントレ(オールインワン兼集中ケアで個性的)

リストアップしていて、我ながら「つまらないな〜」と思いました。本当に誰もが知る名品が多くて、みんな「もう知ってるよ」という感じですよね、きっと。そして、高いのばかりで申し訳ないです。あと、これは間違いないというものを挙げましたが、もっともっとたくさん好きなものはあります。

が、その中で特筆すべきは、ソフィーナiP。5千円台で大名品。炭酸ケアができ、翌朝のキメが整った感じ、血色がアップして化粧ノリがよい感じ。お値段以上の働きという意味では、自信を持って万人におすすめできます。ドラッグストアでどこでも買えるのも嬉しい。花王は入浴剤の「バブ」で培った炭酸技術があるので、炭酸ケアは十八番です。肌質や肌悩みを問わず、比較的多くの人にフィットするのもポイント。今年発売のUVもよくて、花王という大きなメーカーの凄みを感じます。

最後に。美容液はあくまで「オプション」なので、後から乳液やクリームを使わないと多くが蒸発してしまって意味がないです。必ず“フタ“とセットに。目的特化型、問題解決型の製品なので、使わないといけないということは全くありません。美容液ばかり買って、化粧水や乳液、クリームを省いたらほとんど意味なし、ということになりかねない。さらには、今どきは美容液のような機能を搭載した大変高機能な化粧水、乳液、クリームなどなどがあるので、美容オタクでない人でしたら、それらの高機能なアイテムを使えば、美容液がなくても健やかな肌はキープできるはずです。

そのうえで、美容液選びに困っているというかたは、相談にものりますのでお気軽にお声がけください〜

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