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僕はRushに人生を救われた~後編~

皆さんこんにちはきりはらです。今回は前回に引き続き後編を綴っていこうと思います。何かしらの知識が得られたり、意見を述べたりする文章ではありませんのでご容赦下さい。

前半を読んでない方はこちらから。

前回のnoteでは自分のゲーム歴等を振り返りながらRushとの出会いまでをかきました。が、肝心のタイトルの人生を救われたということについて触れていませんでしたので今回はそのことを。。

4、中高時代

まず軽く僕の人生、主に中学生以降を振り返っていきたいと思います。(本当に軽くです)

自分は元々クラスの中心に立つようなタイプではなく、穏やかに過ごすタイプの人間でした。芸術の才能や、音楽のセンス(この頃軽くギターに手を出す)は全くなく、ましてや運動の才能はほぼ有りませんでした。中学生のころは帰宅部で特に何をするというわけでもなく毎日をぼんやり過ごしていました。

ただ昔から人よりかは勉強が得意でした。というよりかは真面目だったんでしょうね、学校の勉強をちゃんとして、テストでも点を取る。ほかの人がさぼりがちなこの時期に、それができていたのだと思います。

そして高校生になると僕は初めて部活動というものに入りました。高校から始める人がほとんどだから俺でも行ける!と思って弓道部に入りました。そこでは結果こそ残せなかったものの、副部長を務めたり、一生涯の友になるであろう仲間を手にすることができたりと、かけがえのない時間となりました。

そんなこんなで中高時代はそこそこ満足した生活をおくっていました。

5、大学入学

部活動も引退したあとは受験勉強に励みました。理系で化学を勉強したかったので、化学系の学科を志望し無事に合格することができました。

これで楽しい大学生活が待っている!サークルに入ってバイトして、勉強も頑張って充実した毎日を過ごすんだ!入学前はそう思っていました。

そして入学。地元から離れた大学に進学したため一人暮らし生活も同時に始まりました。大学に入ってすぐはいわゆる新歓の時期でいろんなサークルが飲み会だのを開くことで新入生を勧誘します。僕もどこかに入ろうと思い新歓に行ってみました。しかし初めて行った新歓がいわゆる「飲みサー」でお酒の強要こそありませんでしたが、コール、新入生を前に立たせての自己紹介等とても僕の性格に合うものではなく結局それ以降新歓には行きませんでした。

しかし何かの団体には所属したいと思い、高校時代やっていた弓道部に見学に行き入部しました。ところが大学の部活は流石にハードで土日はほとんど潰れ、大会は月に何度もあるという忙しさで勉強できなくなると思い結局一週間でやめてしまいました。

この時点で入学してから二度も挫折してしまいました。

同じ学科の友達こそいましたが、それ以外の友達はほぼゼロ。この頃は授業がない時はほぼ家にこもり孤独に打ちひしがれながら生活していました。前回の記事で書いたように毎日のように高校の同級生と荒野行動を夜遅くまでやって授業があれば大学に行く。そんな生活をずっと続けていました。数少ない友達からもニートと揶揄される程の生活でした。

大学生になったらバイトしようと思っていましたが、性格的に飲食は絶対に無理。興味があるものと言えば塾講師くらいでした。しかし僕の性格はかなり優柔不断で慎重に見極めるタイプ。一つのバイトに応募するのにもかなり時間をかけて調べ、そして応募する時にも優柔不断さから決めるのに時間がかかる。そうこうしているうちに6月くらいになり、やっとの思いで応募しました。しかし不採用。塾講師で不採用はよくあることなのですがそれなりにショックを受けました。そして結局それ以降秋になるまでバイトには応募せず前述したように授業以外はほぼ引きこもりのような生活を送ってました。実家に帰った時に親に「大学楽しい?」と聞かれ楽しくないと答えるわけにも行かず嘘で「まあ楽しい」と答えた時は本当に苦しかったです。

僕は昔から自分の感情を表したり、それを人に打ち明けたりするのが苦手で大抵の悩みを抱え込んで一人でどうにかしてきました。今までも悩みや苦しみはあったのですが、この時期の悩みが今までの人生で一番キツイものでした。

6、転機

大体察しがつくと思いますがそんな時に出会ったのがbo4、そしてRushです。時期的にはおそらく12月頃だったと思います。大学生活は相変わらず思ったように行かず、ただ一日が終わるのを待っているだけでした。しかしそんな毎日にRushが加わりました。夜になったら家に帰って交流戦配信を見る。それだけなんだけどそれが面白くてワクワクする。

ちなみにこの辺りからeスポーツはスポーツなんだと実感するようにもなりました。自己紹介で野球を見るのが趣味と言いましたがeスポーツを見ている時もそれと同じような感覚を覚えたのです。

話を戻すと、クソみたいな日常にrushが加わった。ここから次第に生き方が変わっていきます。特に大きかったのはLukeさんの存在だと思います。Lukeさんと僕は同い年でまた同じ大学生(それに理系)ということで初めは素直に親近感を覚えました。しかし、よりRush、そしてLukeさんのことを知るにつれて自分のクソみたいな生活が情けなく感じました(本当は言語化できないもっと複雑な心境だったのですが代表して情け無いという言葉を使います)。LukeさんをはじめとするRushの選手はみんな目標に向かって死にものぐるいで努力をしている。世界の壁ははるかに高いのであろうけど、ひるむことなく挑戦している。僕は挑戦すらせず、嫌な生活を変えようとすら努力もせず逃げてばかりいたのだと気づいたのはその時でした。もしくは僕はもうあのまま変わることはないだろうとどこかで諦めていたのかもしれません。絶望の中にいる人はそう簡単に希望を見出せることはないように。

(Lukeさんマジrespect)


7、その後

そこからは劇的に生活が変わったということではありませんが、考え方、行動する力が変わりました。やりたかったバイトに思い切って応募し採用される、大学が主催する英語学習プロジェクトに参加する、などと積極的に行動することができるようになりました。全てはRushから感じた情熱に起因するものです。あの時bo4を買わず、あの時Rushと出会っていなければ僕は何の内面の変化もないままクソみたいな生活を送っていたと思います。その点でキリスト教的に言えば、僕が大学に入学してからの一年間とは神様から与えられた試練だったのかもしれません。そしてその試練を乗り越える支えとしてRushを与えてくれたのかもしれません。

このタイミングでRushと巡り合えたことこそ運命だと思います。そうでなければ今ほどRushを好きになっていないだろうし今ほど応援していないと思います。そしてこれからもRushというチームがある限り応援し続けると思います。応援することが一番の恩返しになると思ってるから。

8、最後に

長くなりましたがRushとの出会いそして、出会ってからの僕の人生はこんな感じです。最近は皆さんご存知のようにKRTM配信からdiscordが出来て、よりファン同士の距離が近づいている気がします。僕も今までずっと一人でbo4をやっていましたが、そこで初めてオンラインでフレンドと一緒にゲームをすることができました。今まではツイッターで募集したりすると全く知らない人とやることになると思い抵抗感がありましたが、あのdiscordにいる方達はRushという信用のおかげで気軽に誘うことができました。今ではそこで初心者同士で気軽にeスポーツチームを作り練習するなどとても充実したものとなっています。


Rushへの想い等々はまだまだたくさん言いたいことがありますが、今回はこれで締めたいと思います。冗長な文章になりましたがお許しください。次回からはまた気軽にnoteを書いていこうと思います。




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