資格試験を目指すあなたへ!司法書士を受験した経験から
司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一です。
現在、司法書士・行政書士を登録し開業しています。
そして、簿記検定2級とFP3級を取得しています。
もし、これから資格試験を目指したい方向けに、私が資格試験で経験したことを触れていきます。
中心は司法書士試験の経験をもとになることをご承知ください。
難関資格ほど予備校に行ったほうがいい!
司法書士試験は予備校に通いながら、行政書士試験は一部予備校に行き、簿記検定とFPは独学で取得しました。
簿記2級までとFPは、市販されている問題集を何回も繰り返しやれば、独学でも合格できる試験です。
しかし、難関資格になればなるほど、資格試験予備校に通ったほうが早く受かります。
別に独学でも受からなくはないですが、早く受かるに越したことはないので、私は難関資格ほど資格試験予備校に行ったほうがいいと断言します。
なお資格試験予備校はどこか一つに絞ったほうがいいです。
情報多寡になってしまい、かえって消化不良につながるからです。
6回司法書士試験受験して気づいたこと とにかく基礎が大事!
私は司法書士試験6回もかかって合格した経緯があります。
また、司法書士試験をフェードアウトした人も知っています。
司法書士試験6回受験して気づいたのは、とにかく基礎が大事。
法律家になる素養を試している試験なので、法律の土台を勉強で固めて行く必要があるし、実務についてこれがないと仕事にもなりません。
よく予備校で、細かな論点ばかり集めた講座を開講しています。
しかし、それよりも大事なことは、合格者なら取れる問題で正解できること。
基礎の積み重ねが合格点を取れる最善の方法です。
ここの予備校がやっていることが気になるかもしれませんが、とにかく自分の基礎力がなければそもそも試験に受かりません。
あとは事務処理能力の問題もあります。
じっくり時間をかければ解ける問題も、時間制限のある試験会場でどう解いていくか、自分なりの方法論を身に着けていくことが試験合格への第一歩。
そのためにも、司法書士試験や行政書士試験の場合、まずは過去問とその周辺知識を確実に身に付けることが合格への第一歩です。
一方、簿記とかの場合はとにかく一定の知識を身に着けたら後は問題集で体にしみつくまでアウトプットの訓練。
解くということをしっかりすることが簿記では大事だと思います。
なので、試験ごとで対策も違ってきます。
私の受験勉強体験談をもう少し書きます…
自分が司法書士試験を受け始めたのは、大学4年のとき。
その時は就職活動をしながらの勉強だったので、合格できる実力などほとんどなかったです。
その後就職活動をし、司法書士事務所に勤務しながら司法書士試験を目指していきました。
あるとき、合格した方が、ひたすらテキストを軸に何度も回してやっているとのことを聞きました。
そのときに、本当に司法書士試験は基礎と条文が大事だということに気づきました。
やっと6回目で合格したときは、テキスト、条文に絞り、答案練習会でアウトプットの訓練をした状態でした。
働きながら勉強していたので、どうしても時間との戦いになるので、これだけはということに勉強の的を絞っていました。
最近司法書士試験は合格基準点が下がっているようですが、試験に対する情報多寡になっているような気がします。
テキストと条文、過去問を軸にする勉強方法に戻り、下手に手を広げすぎないようにすることが重要な気がします。
そして予備校もうまく活用して、情報を絞り込む勇気も必要なのかと感じています。
情報を絞り、絞った情報をもとに条文などを丁寧に勉強し、アウトプット訓練を続けることが合格への第一歩です。
まとめ
予備校も受験者数が減っているので、あの手この手で受験生の囲い込みをしている気がします。
自分が合格したときは時間との関係で絞った勉強をしたから合格できたのだと思っています。
この投稿が少しでも資格試験を受ける方の参考になれば嬉しいです。
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