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東京都交通局6300形1次車・2次車が数を減らしつつあります クロスシートが見られなくなる日も…

鉄道大好き江戸川区の司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一です。

はじめに

都営三田線では輸送力増強のため、6500形新型車両を導入しています。

6500形車両は13編成導入され、すべての編成が近畿車輛で製造されています。

すべての編成がすでに完成している状況です。

6300形で6500形導入で廃車も出ています。

そうなると車両のある部分が見られなくなってしまいます。

6300形1次車・2次車の特徴は?

6300形は三田線のワンマン化と冷房車の置き換えを目的に登場しました。

6000形は今でも秩父鉄道や熊本電気鉄道などで活躍しています。

▲秩父鉄道で活躍中の東京都交通局旧6000形

さて、6300形の1次車、2次車の特徴として、車端部にクロスシートが設けられています。

こちらは4名座ることができる、地下鉄では珍しい存在です。

このクロスシートは優先席となっているため、なかなき座る機会もないでしょう。

以前は南北線でもクロスシートを見ることができましたが、車体更新工事とともにクロスシートはなくなりました。

なので、このクロスシートは貴重な存在となっています。

都営三田線6300形は今後どうなっていくのか?

9月24日現在、都営三田線6300形で廃車・運用離脱している編成は5編成。

最近では、トップナンバー車である6301編成が運用離脱しました。

運用離脱した車両は、他の鉄道会社に譲渡されることもなく、現状は廃車・解体されているようです。

なお、6300形の3次車を8両編成化することについては、現状廃車の中から8両化改造工事をしているとの情報は入っていません。

なので、6300形の8両編成化はないと私は思っています。

まとめ

2023年3月に東急新横浜線が開業し、6300形も新横浜までは乗り入れると言われています。

その時までに6300形の1次車・2次車が残っているのか注目です。

6300形1次車・2次車は6500形がすべて揃った段階なので、どの編成もいつ離脱してもおかしくない状況。

今後の動きに注目です。


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