京成電鉄に3200形新型車両導入 新型車両で廃車になってしまう車両は?
鉄道大好き司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一です。
はじめに
京成電鉄が、先日、新型車両3200形を導入することを発表しました。
となると、当然玉突きで廃車になる車両が出てくることになります。
今回、京成電鉄で、廃車が懸念されている形式があるので、それを紹介していきます。
京成電鉄に3200形新型車両導入 新型車両で廃車になってしまう車両は?
3200形とはなにか?
京成電鉄では、先日「京成グループ中期経営計画」を公表しました。
それによると、2022年~2024年度に、新型車両3200形を登場させるとのこと。
これは裏を返せば、3100形の増備を終了し、3200形に新型車両を移行させるということ。
中期経営計画によると、3200形は、エネルギー・資源のロス削減のため、編成車両数が変更できる車両になるとのこと。
大まかな導入時期については、2023年度以降になるといわれています。
新型車両の導入で形式消滅しそうな編成 3600形
本来は3500形もあるのですが、個人的に先に消滅しそうな編成を紹介します。
3600形は、落成当初は6両編成で運転され、その後8両編成に編成替えした編成です。
8両化されたときに余剰となった先頭車同士を連結させた6両編成がファンの間で人気があり、通称「ターボくん」とか言われています。
現在は、6両編成1編成と「ターボくん」の4両編成1編成のみ残っています。
6両編成は、登場当時のリバイバルカラーで活躍しています。
ただ、新型車両導入で数を減らしていることから、今後の動きに注目したいところです。
新型車両の導入で形式消滅しそうな編成 3400形
3400形は、もともとスカイライナーで活躍していた初代AE車を種車としていて(走行機器類など)、車体を普通鋼製車体と組み合わせた車両です。
いわゆる、まだ使える走行機器類などを再利用した車両となります。
この車両は5編成あったのですが、3100形が登場したため、数を減らし、現在は3編成となっています。
8両編成のため、金町線や千葉線、成田スカイアクセス線を除いた京成線内で見ることができます。
一部は都営浅草線や京急線内でも見ることができます。
一部報道によると、現在京成線内でデジタル無線運用のための工事をしていて、これが始まったときに引退すると言われています。
引退時期は来年春となっています。
結構、見かける機会が多いので、まだ大丈夫だろうと思っていると、結構早くなくなってしまう車両なのかもしれません。
まとめ
京成電鉄も新型車両の導入で、編成数の少ない形式がなくなることが予想されます。
早めに見かけたら記録に残しておいたほうがいいかもしれませんね。
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