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映画:「スイス・アーミー・マン」を見た

こうも! こうもだと、家でやることが煮詰まってきて、
アマゾンプライムで普段みないような映画を見てしまいますよね。
で、見ました。

「スイス・アーミー・マン」 2016年

あのダニエル・ラドクリフが死体役でダブル主演という、「は?」なキャスティング。ポッター…
 
漂流の末、無人島で首を吊ろうとしていたハンクは、台を蹴る直前に砂浜に打ち上げられた人を発見する。
「人だ!!」と思って自殺を中断したけれど、すでに死んでいてさらに絶望。
かと思いきや、その死体が体内の腐敗ガスをおならのように排出し、その力で海に出てしまった。
何を言っているのかわからないと思いますが、私にもわかりません。
とにかく死体のおならの力でジェットスキーのように海を渡り無人島を脱出した主人公。
その後も死体(そのうちしゃべるようになる。名前はメニー)は状況に合わせて様々な能力を発現!
口から水を出したり、弾を込めて動物を撃ったり、コンパス代わりになったりと八面六臂の活躍をみせます。
ハンクとメニー(死体)は力を合わせて(?)故郷へ向かう。
というストーリー。
マルチツールである「スイスアーミーナイフ」のような「マン」ってことですね、タイトルの意味は。
 
道中にハンクという男の孤独さ、弱さ、優しさが描かれ、
死体であるメニーとの(下ネタありきでつくられた)友情譚にぐっとくる場面も。
しかしまあ終始「なに見せられてんだ(笑)」という感想が止まらない。

悪ふざけ(死体で遊ぶって、ダメな人も多いと思うよ)しきらない、ヒューマンドラマでまとめない、絶妙なバランスの「なに見せられてんだ映画」でした。
これはこれでありなんだよね。
ミッドサマーとかもそうだったけど。

気になってはいた映画なので、見た! よし!!
 
★★★☆☆

追記
伝わるかどうかわかりませんが、先日水曜どうでしょう(新作)で大泉さんが言っていた、
「エンドロール、ダブル主演、横並びでいいから俺をちょっと上にしろ」
というあれが、ここにもありました(笑)

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