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中学生と話していて考えた、キャリア教育のこと

こんにちは、宮島です。今日は僕が中学受験をしなければ行くはずだった地元の中学校でキャリア教育の講師をやってきました。
例年この中学校では2年生のときにキャリア教育の一環として職場体験をしていたそう。しかし、生徒数の減少に伴う教職員数の減少、授業コマ数確保の観点から実施することが厳しく、今年から職業人講話という形で地域で働いている様々な職種の人たちを学校に招いてお話をしてもらう形に切り替えたとのこと。そのなかの1人に僭越ながら選んでいただき、プログラミングやら教育やら学生起業やらの話をしてきました。

キャリア教育というと職場体験が一般的でしょう。確か大学の先輩がキャリア教育について卒論を書いていて、その発表を見た記憶がある。でも、僕は職場体験について割と前から疑問を持っていて、たかだか半日の上辺だけの体験で中学生はなにを思いなにを感じるのだろうと思ってた。僕の中学校では職場体験的なことはやっておらず、卒業生の話を聞くイベントが毎年行われていたのを覚えてる。

中学生にとっての職業観ってどんなものなんだろう。働くこと=お金を稼ぐこと」という方程式はかなりわかりやすいけど、パラメータとしてはもっとたくさんあるはずで、そういったものって考えてるのかなぁ。そんなことを思いながらお話をしていた。

以前にもnoteに書いたけど、僕はいろいろな組織でいろいろな仕事をやっているので、なかなか「ぼくの職業は◯◯です!」と言えない。だから今回は、僕がやっていることや仕事をする上で大切にしていることとかをざっくり話した。スライド中には個人情報が含まれまくっているので公開することはできないけど、いくつか抜粋して紹介するとこんな感じ。

柏中キャリア教育.005

柏中キャリア教育.011

柏中キャリア教育.017

伝えたかったこととしては3枚目の写真がすべて。自分の武器を磨いて楽しみながら挑戦しよう💪みたいなことかな。作ってて、「大切にしていること=確実にできていること」ではないということに改めて気付かされた。もうちょっとがんばらないといけない。

生徒の皆さんの反応としては、年齢・同じ小学校出身・社長というバズワード感のある部分に驚きつつ、最後には真剣に聞いてくれてすごく話しやすかった。この学校の生徒さんはみんな素晴らしい。

終わったあとに1人の子が、他の方と比べてとても楽しそうに仕事のことを話しているのが印象に残りました!と伝えてくれた。これが伝われば今回のテーマはすべてわかってくれてるんじゃないのかなぁと勝手に思った。

さて、今回の僕の話は聞いてくれた子たちにとって意味のあるものだったのだろうか。僕みたいな割と外れ値寄りの人間の話を聞くのと、将来就きたい職業ランキングの上位に必ず出てくるような職種の人の話を聞くのと、どっちがよかったんだろう。
職業観って大学生ですら持ってる人は少ないと思う。僕自身まだ全然わかってないことのほうが多い。職業というよりは生き様というか、こういう生き方もあるんだなぁという参考にするほうが良い気がする。

働くとはなにか、という疑問に対して答えられない、まだまだ模索している最中だなぁと思った今日の仕事でした。

宮島衣瑛です!これからの活度のご支援をいただけると嬉しいです!