y@su
y@suについて・岡山県在住の35歳、男性。 元捨て猫の美優と元保護猫の一子と暮らしています。 ・会社員。専門学校を卒業後、設計会社へ就職。 設計会社→自動車会社→ホテルマンを経て現在は、設計・測量調査士。 ・怪談好き。自分の体験談や友人・知人から聞いた話をnoteに書いていきます。特撮や自炊、旅行も好き。 ・美優 約2年前、職場に捨てられていた4匹の中の1匹。 モデル体型。甘えん坊。 ・一子 約1年半前、譲渡会にて出会った一匹。 ぽっちゃり体型。ビビりの甘えん坊。
男色ディーノ選手のnoteに触発されて。 ただディーノ選手が書いてるように、死ぬ気はさらさらない。 けど、三十代も後半に差し掛かり、肉体的な衰えが目に見えて出てくるようになった。 内臓関係もボロボロ。 個人的には、今生きてるのがアディショナルタイムみたいなもんだと割り切ってる。 だから死ぬ事に恐怖とかは一切ない。 思えば小学6年生の冬に左大腿骨腫瘍(希少がんの一種)にかかり、左膝を人工関節に置き換えて抗がん剤治療を2年間続けた。 地獄の苦しみの中、果物ナイフで自死を考
出稼ぎかいだんでパラレルワールド（平行世界）の話を聞いて思い出した話。 専門学校時代、よく遊んでいた友人の一人にIがいる。 Iとは不思議と馬があった。 心優しきお喋りでドMのIは、俺がツッコミ（物理）を入れるたび「ありがとうございます！」と感謝してくる男だ。今は結婚して子沢山の良きパパをしている。元気にやってるだろうか。 話が逸れた。 そんなIとカラオケに行った際、必ずと言っていいほどIが最初に歌うのが「おジャ魔○カーニバル!!」だった。 そう、某動画サイトで人気
運転代行のドライバー、平田さんから聞いた話。 平田さんが新卒で就職したのは金属板を加工する工場だった。 1階は工場で2階は寮という建物。同期は15人ほどいた。 仕事を覚えようと必死に頑張る平田さんたち。 翌月、急に新卒の1人が辞めた。 それを皮切りに、一ヵ月毎に1人辞めていく。 年末近くになると平田さんともう1人（高尾さん）を除いた全員が退職していった。 その高尾さんも忘年会後、急に実家に帰ると寮に帰ってくることはなかった。平田さんは気になり高尾さんに電話をかけた。 「俺は
「吉村君、少しお願いがあるんだけど」 そう声をかけられた吉村さんは 「どうしました？」 と声をかけてきた宴会班の渡瀬へと向き直りながら答えた。 渡瀬は自分より少し年上で、バリバリ仕事をこなす所謂デキる人だ。 かと言ってそれを鼻にかけるでなく、お互いお酒が好きということもあり よく飲みに行く仲であった。 「実は今、同窓会の最終打ち合わせをしてたんだ。それでどうやら参加予定だった方が急逝されたみたいで。その方の映像を同窓会に流したいって言われてね。あまり時間がないけど、映
坂井さんはホテル内にあるカフェバーでアルバイトをしていた。近くの大学に通っている坂井さんは大学3年生。栄養士を目指し、日夜勉強に励んでいる。夢は自分のお店を持つことだ。 このカフェバーは11時～17時までがカフェタイム、17時～23時までがバータイムという形態で営業していた。アルバイトは坂井さん以外に数人働いており、みな大学生で仲が良かった。 その日、坂井さんは17時前に出勤しカフェタイムのスタッフから引継ぎを聞いていた。その時、宴会班の砂田がひょっこりとカフェバーに姿を
私の友人である吉村さんが体験した話だ。 当時、吉村さんは愛知県にある自動車会社で設計の仕事をしていた。 しかし、自身の体調不良と上司との確執が重なり、精神的・肉体的にも疲れ 切っていた吉村さんは仕事を辞め、地元の岡山県へ還ることにした。 吉村さんの地元は白壁で有名な観光地から数駅離れた工業が盛んな街だった。実家に帰った吉村さんは、数ヵ月ほど休養というていでフラフラとしていたがある日、母親からホテルの仕事に興味はないかと聞かれた。 母親は地元にあるホテルで朝食スタッフとして
