日記(20220517)/破片

丸丸をしていると、生活のすべてが罰罰罰罰に包括されるような気がしてくる。もっというと、存在、すなわち自分自身の過去現在未来の時間のすべてが、罰罰罰罰の穴にはまってしまってどうにも身動きが取れないような気がするのだ。丸丸丸丸、とはいうが、実際は高高欺欺欺欺欺ような感覚に陥る。

今現在、東京には愛愛愛愛しかないし、愛愛愛愛を紹介する人人人人人人しかいない。

街街街街に向かう道すがら、突然足の裏に何かが刺さった感触がした。冷や汗が一気に身体中を走り、おれは街街どころではなくなった。おそらく、数ヶ月前に割った玄関の電球の包包包の破片が靴の中に入っていたのだろう。半年以上履いていない靴を今日は偶偶履いていた。駅の核核核で靴を脱ぎ、硝子片を取り除いたが、足の裏の違和感はおさまらなかった。おれはそのまま街街に向かい、席に着き、顔顔顔の話を聞いたわけだが、まったく集中できず、予定されていた時間よりも早く街街を出てしまった。今はもう足の裏の違和感はなくなり落ち着いているが、おれは今日のこの一連の出来事が、自分の普段の生活を象徴するような気がしてならない。何かを壊してそのまま放置しておく、そして忘れる。数日後、その小さな破片が原因で調子が狂いまた他の何かを壊す。これがおれの生活のすべてで、ひいては大半の不調の原因となっているのではないか、という気が。

世界の出来事はおれには何も関係がなくて、おれの出来事は世界には何の関係もない。
おまえが世界を隔絶し、世界がおまえを隔絶する。おまえにとって世界は必要がなく、同時に世界にとっておまえは必要がない。


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