見出し画像

旅の予行練習したお話。

旅するのに予行練習???何すんの???
というのは、もっともらしい疑問です。
普通は旅に旅出るために、いつどこに宿泊するとか、どこで何に乗るって移動するとか、計画立てますよね。

でも僕の旅は「目的地に行く!!!!」という、極めてシンプルな旅です。
その性質上、どうしても宿泊場所やら移動経路やら、なんも決められません。いつどこにいくとか、わかんないもん。
そのため(寝泊まりがOK、もしくは黙認されている場所で)、ちゃんと車中泊で寝ることできる?という確認するための人体実験を予行練習と称しています。

予行練習の概要

日程:1月29日(日)〜1月31日(火)
宿泊地:29日→白崎海洋公園(車中泊)
30日→リゾート大島(キャンプ、テント泊)
走行距離:503km

意外と走ったなぁ…
ちなみにオール下道です。ニートなので高速道路なんて、滅多に使えません。

1日目

僕は夜に出発するのが好きです。
昼寝してから移動できるし、夜は車が少なくなる傾向にあるためです(退勤時のラッシュを除く)。

確か、大体18:30頃に家を出たと記憶しています。
冬でもアイスコーヒーを片手に、下道をのらりくらりと移動します。
昔からカフェインがぶ飲みマンなので、ホットコーヒー飲んでもすぐに寝れます。カフェイン耐性強めです。
そのため、ドライブのお供はいつでもアイスコーヒーです。

昼間であれば「こんな店とか景色とかあるのか!ほわー!」ってなりそうなもんですが、なにせ僕は夜行性ニートです。
太陽との親和性は、水と油程度だと自負しています。もしくはオタクとパリピ。

そんなこんなで車を流してると、22時頃に目的地である「白崎海洋公園」に到着です。
なんやねんここ、バカ暗いわ。

奥手にオートキャンプ場があり、ぱっと見では2組くらいがキャンプしてたような感じでした。

駐車場に止まってる車は、僕以外に3台ほど。
どの車も静かなので、あんまりドアの開け閉めの音で迷惑をかけないようにしなくてはなりません。
とりあえず、車中泊するための準備です。

車の中の寝床。
前回noteで書いてた、インフレーターマットと寝袋とインナーシュラフと毛布。
夜中、暑くて起きた。

寝袋入ってみたら、暖かすぎてワロタwww
本当はここに電気毛布も追加する予定でしたが、ポータブル電源使うの久しぶりすぎて電源の入れ方忘れてた。
すわ故障か!?とも思ったのですが、AC電源ONってボタンあったの忘れてました。故障してたのは僕の頭です。

夜の白崎海洋公園。なんも見えなくてただのデッケェ壁に見えた。

なんも見えないのになんかある感じ、ホントーに不気味でした。
何も見えないのに圧迫感ある感じです。僕に霊感はありませんが、もし霊感あったらこんな感じなのかなぁって思いました。

2日目

風が強すぎて、車の揺れで目が覚めました。
この強風でも崩壊してるテントはなさそうでしたので、ここでキャンプしている人たちは一定以上のスキルを持ってそうでしたね(謎の上から目線)。

以前、四国のカルスト台地にキャンプしたときは、朝起きたらいたるところでテントが崩壊していた事件があったので…懐かしや。

朝の白崎海洋公園。
石灰岩らしいです。

まぁこうやって正体見ちゃうとね!大したことないんですがね!ビビってませんでしたし!余裕ですし!ガハハ!!

遊歩道があったのでプラプラ散歩。
道があったら歩く、それがお散歩サークルの掟。知らんけど。
展望案内図を写真撮っても、展望台からの写真はない。カメコ不適合者。
というか、見ても「ふーん…?」ってなるような風景だったような記憶があります。雄大な景色だったらごめんね。
(調べたら「日本のエーゲ海」って呼ばれてるらしい。雄大じゃん)

綺麗な廃墟のため、廃墟感ゼロ。

この廃墟は元々、ダイビング等のマリンアクティビティ関係の受付だったそうです。
2018年の台風でめっちゃ被害受けて、復旧の目処が立っていないため、このように廃墟になってしまわれたと。
人目に付きにくい場所の廃墟が、落書きもなく綺麗に保たれていることから、白崎海洋公園の治安の良さが分かりますね。
今度はキャンプに来てみたいものです。

周辺を見渡し終わったので、レッツ出発です!
この日の昼ごはんは、結構前から決めていました。

本州で1番南にあるラーメン屋さん。
うまうま。

俺より本州の南側でラーメン啜ってるオタクはいねーってワケwwwwww(イキリツイート)

本州最南端!!

俺より本州の南側にいるオタクはいねーってワケwwwwwwwwww
ごめん、さすがに2回目はクドいですね。失礼しました。

キャンプ場、チェックイン!

この日は、紀伊大島にある「リゾート大島」にお邪魔しました。
実はこのキャンプ場には、過去2回ほど行こうと予約したのですが、台風襲来だったり仕事をぶちこまれたりと、なかなか縁に恵まれませんでした。
しかし3度目の正直!無事に来場できました!
チェックインの際、フロントの方に聞いてみたところ。
「一般サイトにはお客さんだけですよ」とのこと。
もちろん他のサイト(展望サイトとか電源サイト)にはいるそうなのですが、僕の宿泊予定地には僕だけでした。

僕だけしかいないサイト。

開放感パねぇ。
管理人さんからは、お好きに使っていいですよって言われましたが、これはもはや
「まあ このキャンプサイトを使い切ろうなんてバカな考えはよすんだな ハハハハ」
という挑発ですね。
・・・・ ・・・・
出来らぁっ!(画像略)

サバティカル/モーニンググローリーTC。
超絶かっこよすぎてやばい。ずっとこれ使いたい。

え!?俺一人でキャンプサイトを!?(画像略)

去年12月に、モーニンググローリーTCが当選して、1月上旬に届いたんですよ。
そのため、この日が新幕デビューでした。
超嬉しい。マジでカッケェ。シビれる。
全方位から見てもイケメンシルエット。たまらん。焚き火しながらずっとテント見てた。(ガチ)

余談ですが、このモーニンググローリーというテントは抽選販売でして、僕は去年の2月くらいからずっと抽選申し込んでいました。
当選した時の喜びたるや、もう!!!

なんつーか、素直に喜び爆発ツイート。

閑話休題。

無事に自分のベースを設営できたので、キャンプ場の散策開始です。
今朝も散歩したのに、まだ散歩するオタク。お散歩サークルからお誘い来ないかな。

キャンプ場散策してたら、海まで降りれた。

日の沈んでいく感じを激写できたので、もしかしたら僕はカメコ適合者かも知れません。
足元に転がっている石は軽石?妙に軽い音がしました。
このあたりに火山があったような話は聞いたことないですが、奈良あたりの山から川を伝って流れ出てきた?
調べようと思ってたのに、今まで調べるの忘れていました。

ざっくり調べてみたけど、あくまでこれは僕自身の知識に留めておきます。
なんか当たらずも遠からず、みたいな。
まとめるの面倒だからぶん投げたってわけじゃないですからね!

コールマンのファイヤディスクへの火入れ式。やっぱ良く燃える。

散策も終わり、日も傾いて寒くなってきたので、焚き火スタートです。
テントに続き、こちらの焚き火台も新品です。
綺麗な焚き火台が俺色に染まっていくの、たまらなくないですか???
ケトルを置いているので、いつでもお湯があります。いつでもお湯使い放題、お湯割り飲み放題です。

焚き火、最高。

星が見えたら取らずにはいられない。

焚き火しながらテント見てSNS見てたら、すっかり夜も更けて来ました。
この日の月齢は上弦の翌日ということもあり、月が煌々と照っていたのですが、月の反対側の空は比較的暗く、ちゃんと星が見えました。
実は星見ても「うおーキレー!」くらいしかわからないので、ちゃんと星座や星のことを勉強したいのですが…
多趣味すぎて、星の知識に充てる時間がなくて困っています。
知識がなくても、星を見て綺麗と思える感性があるので、充分かも知れませんね。

3日目

電気毛布の力と暖かさは異常です。
どんな氷河期を迎えようが、シュラフと電気毛布があれば乗り越えられる気がする。そんなたくましさを感じます。

いつものキャンプと変わり映えしない朝食セット。
別名「これでええねんセット」。僕しか呼んでない説。

僕のキャンプでは、この朝食がスタンダードになりつつあります。
メスティンでご飯を炊きつつシャケも作って、ウインナーと味噌汁。
手軽だし美味しいし腹も膨れる。限りなく完璧に近い朝食。後は野菜があればパーフェクト。いつも忘れる。

ちゃんと食べきって、コーヒーブレイクを挟んだら撤収です。

チェックアウト。来る前よりも綺麗にするのが、キャンパーのたしなみ。

新品のテントって、余裕もってケースに入ってるんですよ。
でも一度テントを開いてしまうと、「どうやってこのケースに入ってた!?テント膨らんだ!?」って思うくらいピッチピチで、入らないことがしばしばあります。
だけど、モーニンググローリーは違った。
初めての撤収なのに、綺麗に収まってくれた…!!
本当にすごいテントでした。

ここから先は、温泉入ってカレー食べて家に帰るだけでした。
全部下道なので、5時間くらい運転してたかも…たぶん。

以上、旅の予行練習の話でした。
これを旅先で書いているんだから、我ながら計画性がないと思い知らされました。

それでは、また次回。
今度は旅の記録の予定です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?