2024年J2リーグ超てきとーレビュー#1〜第1節 大分トリニータvsベガル仙台、第2節 V・ファーレン長崎vsベガルタ仙台〜

　こんにちは、キリーです。本日は開幕アウェー2連戦の大分戦と長崎戦を「今更」ながらレビューしていきたいと思います。社会人の年度末の忙しさを甘く見積もっており、ホーム開幕も直前までレビューをサボりました。今回はテキストだけになりますが、忙しくても全試合やれるように頑張ります。それでは始めます。

第1節 vs 大分トリニータ 〜予想以上の期待感と共に〜

　2/25(日)にレゾナックドーム大分で行われたJ2開幕戦。ベガルタの先発フォーメーションは4-4-2。GK林、DFは左から石尾、菅田、小出、高田。MFも左から相良、工藤(蒼)、長澤、情滋。FWに中島と中山というメンバー。初先発が3人いるという近年のベガルタにしては珍しい非常にフレッシュなメンバーとなりました。一方の大分は4-2-3-1のフォーメーション。GKは西川から急遽、濱田に変更。DFは左から香川、安藤、ペレイラ、藤原。ボランチに弓場と保田。2列目左から野村、渡邉、松尾。1トップに宇津元です。こちらも開幕当初のプレビューに書いたメンバーよりは若いメンバーとなりました。
　試合を見ての感想は「めっちゃガツガツいくね！」でした。相手に渡ったボールをとことん追いかけサイドに追い込み、そのサイドで奪いきろうとする。自分達が持てば手を変え品を変えサイド突破からチャンスを作ろうとする。J1の試合も見ましたが、あのテンション感を維持出来ないとJでは勝てないということでしょう。
　ガチガチに守りを固めてカウンターというわけではなく、かといってポゼッション握り続けようというわけでもない。どこか仙台サポの今までユアスタで見てきた好きなスタイルの最大公約数と言いたくなるようなサッカーの雰囲気はたった1試合でベガサポの心を掴んだでしょう。
　試合展開は前半にガツガツと追い込む守備が相手GKのビルドアップミスを誘発。情滋の横パスを受け取った相良がフェイントをかけてからのシュートで先制。後半、攻め方を変えてきた大分に手を焼き、(すんごく怪しいジャッジで)右サイドからのグラウンダーのクロスを交代で投入された長沢(元気に頑張ってね)に押し込まれて1-1に。ATはオープンな展開でしたが何とか抑え、期待感が高まる開幕戦となりました。
この試合のポジティブポイント
・ガツガツいくスタイル
・情滋のスピード◎
・石尾君めっちゃ視野広い
・流れから得点奪えた
この試合のネガティブポイント
・人いるのにサイド抜かれる
・めっちゃイエロー
・最後めっちゃ押し込まれる

第2節 vs V・ファーレン長崎 〜勝利以上の薬はない〜

　先週行われた第2節の先陣をきって行われた長崎戦。トラスタラストイヤーということで新スタへの高揚感が高まっている長崎との対戦です。ベガルタの先発フォーメーションは4-4-2。GK林、DFは左から石尾、菅田、小出、高田。MFも左から情滋、工藤(蒼)、長澤、郷家。FWに中島とエロンというメンバー。初戦からは前線の並びとメンバーを変更。最終兵器エロンがいかようかが分かります。一方の長崎は4-1-2-3のフォーメーション。GKは原田。DFは左から米田、田中、新井、山田。アンカーに秋野。インサイドハーフに名倉と加藤。3トップは左から笠柳、フアンマ、増山です。開幕戦は藤枝と0-0ということでこちらも初勝利がかかります。
　試合の感想は「待つこともしっかりできる」です。序盤は大分戦でも見せた守備の仕方でしたが、長崎がボールを持つ展開に。それでも中島とエロンがしっかりCBからアンカーへのパスコースを消せていたので、明確なチャンスは作らせず。前半30分過ぎあたりから、小出を右サイドに張らせて高田を一列前に押し込む形にすると攻守ともに安定。上手くいかなくてもどうすれば改善するか首脳陣の対応の速さ、それに応じられる選手ともに良かったです。
　試合展開は攻守ともに安定した前半ATに中島のピンポイントFKに菅田がしっかり合わせて先制。後半、松澤を投入されピンチの場面が増えますが冷静に対応。交代で入った相良が絶好のチャンスを逃した直後にPA内から柔らかいセンタリング。これを中山が空中ボレーというアクロバティックな得点で追加点。終盤に上手くマークを外したエジガル・ジュニオにゴールを決められますが、その後は冷静に跳ね返し続けタイムアップ。今シーズン初勝利を記録しました。
この試合のポジティブポイント
・初勝利！
・蒼生のハンティング能力の高さ
・セットプレーからの初得点
・エロン攻守に頑張ってくれる
・石尾君のかわいい瞬間
この試合のネガティブポイント
・やっぱり終盤押し込まれる

個人的MVP〜この2節はこの人でしょ〜

㊴石尾陸登選手
開幕戦に名を連ねたルーキー。試合前は不安視されたものの数分で払拭。出足のいいインターセプト、視野の広いサイドチェンジ、単独での持ち上がり、そしてキュートな一面も見せたロングスローとルーキー？と思わせる活躍を披露。これからも活躍して仙台を代表する選手の１人に育ってほしいです。

　以上、超てきとーレビューでした。今までPCで全部作成していましたが、今回は全編スマホで作成しました。色々見づらいとこがあるかもしれません。アップデートしていきますので、お楽しみに。
それでは明日のホーム開幕戦、楽しんでいきましょう！