2022年J2てきとーレビュー#12 第15節 V・ファーレン長崎vsベガルタ仙台
こんにちは、キリーです。今回は先日の「長崎vs仙台」の試合をレビューしていきます。レビュー初心者で「てきとー」にやっておりますのでご理解の程よろしくお願いします。今回は珍しく試合翌日の更新ということでいつも以上に「てきとー」になっています。お許しください。それでは始めます。
試合経過~悪い日をいかに過ごすか~
まずは仙台のスタメンです。完敗した前節東京V戦からは6人変更。秋田戦がベースのメンバーが名を連ねます。
対する長崎は前節の岩手戦がターンオーバー気味のメンバーだったこともあり連続での先発メンバーは4人のみです。強力助っ人勢も揃っての一戦です。
試合は序盤から長崎ベース。立て続けにセットプレーのチャンスを作られます。また仙台の攻撃の組み立てもコンビネーションがいまいち合わずボールを前に運ぶことが出来ません。前節の完敗を引きづっているかのような姿勢でした。しかしサポーターの心配はよそに置いたかのように選手達は冷静に長崎のチャンスの芽をつぶします。
攻撃が良くないなら守備をしっかりする意識があったのでしょう。前線の2人は長崎CBからボランチへのパスコースを切りサイドに長崎の攻撃を誘導します。そのサイドは仙台が数的有利を取っており長崎の攻撃を仙台陣深くまで運ばせないようにしてました。これは左サイドでは機能してました。しかし右サイドは㉓米田選手と⑮加藤選手が仙台の選手が付きに行きにくい立ち位置をとっており左と比べるとやや突破されがちでした。しかし突破されてもフォローがちゃんとついているので大事にはならず、クロスを入れられても長崎攻撃陣がPA内に2人しか入っていないというシーンが散見されました。おそらく選手達は長崎の攻撃にあまり怖さを感じていなかったと思います。
守備は良いものの仙台の攻撃は前に急ぐ時が多くなかなか地に足つきません。それでも26分。左に寄った所から右に大きく展開すると㊿遠藤選手の元へ。一旦㉕真瀬選手に預けクロスを試みますが跳ね返されます。このセカンドボールを遠藤選手が回収するとファーサイドへクロス。これを㊶内田選手が頭で折り返すと最後は中央で㊷富樫選手が詰めて仙台がファーストチャンスで先制点をものにします。
その後も先ほどのように長崎の中央へのパスコースを消し、サイドへ誘導して奪うor無理なクロスを入れさせカウンターという展開にしていきます。一見長崎ペースに見える後半も仙台が試合をコントロールしていきます。終盤の長崎の猛攻にも耐え94分。自陣中央で⑱氣田選手がボールを奪うと⑮カルドーゾ選手へパス。カルドーゾ選手は左寄りで長崎陣手前まで運ぶと中央へラストパス。これを氣田選手がしっかり収め、ゴール前で冷静にフェイントをかけダメ押し点を奪います。そして直後にタイムアップ。2-0で勝利しました。
まとめ
5連戦最終戦で遠い長崎の地で迎えた夏日の一戦。完敗した前節の心理的影響と疲労の色を隠しきれず攻撃はチグハグ。しかし守備が嵌り長崎の攻撃を無効化するとこの試合のファーストチャンスで先制します。以降も終始落ち着いた守備、早目の交代など前節の反省を生かし時計の針を進めます。終盤の長崎の猛攻を耐えダメ押し弾を奪いGWの連戦を4勝1敗で終えました。
個人的MVP:㊶内田裕斗選手
長崎には仙台サポが嫌がるクリスティアーノ選手がいました。Jリーグでも仙台戦でも実績十分な彼を見事に完封し長崎の右サイドからの攻撃を無にしました。また攻撃面でも守備で辛抱しがちの中思い切って上がっていきPA内でのアシストにまで繋げました。連戦が始まった段階で⑭石原選手が怪我で離脱し左サイドは大丈夫かと心配されました。しかし、試合を追うごとに守備に攻撃に奔走した内田選手の活躍もあり首位と勝ち点差無しというところまでこれたのではないでしょうか。
以上「長崎vs仙台」のてきとーレビューでした。この連戦を4勝1敗という100点とは言えずとも90点くらいの点数はつけられるような「結果」だったのではないでしょうか。しかし後半になるにつれ「内容」が乏しいものになってしまったので、ぜひ次の金沢戦では内容も充実した勝利が見たいですね。それでは、また。
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