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追想|#菫色の小部屋_終幕《2》

「菫色の小部屋、終幕——2015 - 2023」のお知らせをポストしたのが2023年3月4日、一年前の今日でした。

早いものであれから一年。
 三年間の休業を経て営業再開した吉祥寺での最終年(2023年)を、アーティストの皆様、執筆者の皆様、そしてたくさんのお客様に支えて頂き、夢のような時間を過ごしながら、無事終えることができました。改めまして、ご厚意に深く感謝申し上げます。

 その際に募集した「#菫色の小部屋_終幕」へご参加下さった皆様のコメントとお写真を、パンデミック禍、実店舗別館として2020年にスタートしたここオンライン・ギャラリー「MAUVE CABINET」に記念として掲載致します。

 終幕告知の発表直後に頂いたコメントから展覧会のご感想まで。おひとりおひとりの言葉が絵筆となって、在りし日の小部屋を描いています。ハッシュタグ以外にも、一年を通してたくさんの温かなポストやメッセージ、お手紙を頂きました。
 こうして菫色の小部屋が存在したことの記録は今、未来への希望となって新しい菫色の小径を照らしてくれています。こころからの感謝を込めて。

たくさんの方の思い出が詰まった菫色の小部屋。
私自身も、初めて訪れたとき人生の新しいページが開かれたと感じました。 
最後の瞬間こそ可憐に!みなさまと過ごせること楽しみです。

2023.3.8
コラボコフレ
『ネセセール・ヴワヤジュール vol.1〜マリアンヌ・ノース』
詩|維月 楓
(2023年)
同前
コラボコフレ《F203》
詩|エミリー・ディキンソン
訳|維月 楓
(2021年)
コラボコフレ《Sixteen》
文|ヴァージニア・ウルフ
訳|維月 楓
(2021年)

大好きな場所のひとつの終幕見送りたいです。
霧とリボンという場所で、出逢いで、語らいで、美しさとはなにか、美しさを愛することとは、を教えていただいた気がします。

2023.3.5
2023.12.16

霧とリボンさま2023年末で終幕とのお知らせ。2017年エリックサティ「スポーツと気晴らし」企画展へ参加させていただいたことを思い出します。サティの少し軽快で可笑しみのある音楽が一瞬の儚げな少年期の夢のようで、乾いた夏の日が菫色と共に蘇ります。

2023.3.14
スガミカ様作品
同前
霧とリボン企画展
《菫色の音楽集vol.1〜エリック・サティ「スポーツと気晴らし」》
(2017年)
同前

#植物と香りのネセセール_マリアンヌ・ノースの旅 @霧とリボンさんへ。マリアンヌと一緒に植物を巡る旅をしているような、素晴らしい作品の数々を拝見できて眼福でした。
コラボコフレも溜息が出るくらい美しく、大切な宝物を手にするような気分に。心豊かなひとときでした。

2023.11.6
Photo|まゆか様(以下同)

#霧とリボン さんに伺うのは2度目ですが、植物に彩られた菫色の小部屋に向かうこのアプローチが大好き。
隅々にまでノール様の愛情と美意識が感じられます。この美しい菫色の小部屋も来月で終幕を迎えるそうですが、またどこかで優美な小部屋の扉が開くことを祈って。

2023.11.6

#植物と香りのネセセール_マリアンヌ・ノースの旅 の余韻に浸って。

2023.11.9

夜の帳が下りる頃、un jourさんのキャンドルに火を灯す。本当に良い香りで癒される。炎もとても綺麗。
手持ちの @keinoGlass さんのガラスドームがピッタリで嬉しい。
🕯を見つめていると、菫色の小部屋で過ごした短くも美しいひと時が蘇るのです。

2023.12.7

#菫色の小部屋_終幕 へ向けて。霧とリボンには2016年から2023年まで3つの興味深いテーマのグループ展にお誘い頂きました。私のこれまでの制作背景を踏まえ私に合うテーマ、英国のシェイクスピアとマリアンヌ・ノースやドイツのヒルデガルト等を選択し展示にお誘いくださったこととても感謝しています。

与えられたテーマを深く掘り下げて行く過程は学生に戻ったように新鮮で、そこで学んだ事は新たな引き出しとなりました。偶然ではありますが3つの異なるテーマは全てジェンダーとくに女性を主題にしており、いつの時代にも常識から逸脱し自分らしく生きる女性が存在したことを教えてくれました。

2023.11.26
中村菜都子さま作品(以下同)
霧とリボン企画展
《英国文学十四行詩集vol.2〜シェイクスピアズ・ブラザーズ》
(2016年)
同前
オンライン開催
くるはらきみ & 霧とリボン共同企画展
《ヒルデガルトの小径》
(2022年)
霧とリボン企画展
《植物と香りのネセセール〜マリアンヌ・ノースの旅》
2023年
同前

霧とリボンさんとの出会いはコロナ禍のときで…
実際の店舗さんにはお伺いできておらず…
でもたくさんの美しく香しく心ふるえる作品さんたちと出逢う機会を与えてくださいました
中でも一昨年のクリスマス、お迎えさせていただいたこちら
手元に届いたときホロっと泣きました

2023.11.29
作|monomerone
Photo|をり様(以下同)

あたたかくて、優しくて、繊細で、美しくて
でもとても強くて熱い
そんな気がして心がふるえました

素晴らしい作品との出逢いをくださり
本当に感謝しています

2023.11.29

あとね、箱が可愛い
プライベートポプリが好き

2023.11.29

霧とリボン様の企画展《植物と香りのネセセール~マリアンヌ・ノースの旅》よりお迎えした金田アツ子さんの「Japonesque」ようやく菫色のリボンを解きました。あの場所の空気感をたっぷりと含んだ藤の花の馨しいこと。素敵な作品との出会いをありがとうございます。

2023.11.30
作|金田アツ子
Photo|里和(以下同)



美しく御心のこもったお言葉の数々に感謝申し上げます。

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