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刀剣乱舞無双感想

ニンダイで見かけたときは「夢かな???」と3度見くらいしましたが、現実だったので発売日に購入して遊んでたやつです。
収集系フルコンプ、全刀剣のレベルカンスト・フル強化まで遊びました。あとこのゲームで推しが増えました。

○ 今回のゲーム

PC (DMM GAME PLAYER) 版 刀剣乱舞無双
DLCは装束・景趣・楽曲すべて購入済です。

どんなゲーム?

刀剣乱舞無双は、刀剣シミュレーションゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」とアクションゲームシリーズの「無双」がコラボしたアクションゲームです。
ボタンひとつ連打していれば攻撃も回避も行ってくれる操作モード「簡単モード」が搭載されていることからわかるように、どちらかといえば無双アクションというより「刀剣乱舞-ONLINE-」のキャラゲーの要素が強いゲームだと思います。

※虫っぽい見た目をした敵がいるので、苦手な方は注意したほうがいいかもしれません。(公式の第二弾PV1:15~に少しだけ映っているので、どんな感じか雰囲気だけは確認できると思います。)

ストーリー

西暦2205年――
歴史の改変を目論む「歴史修正主義者」によって過去への攻撃が始まった。時の政府は、それを阻止するため、「審神者さにわ」なる者を歴史の守りとした。審神者によって励起されるは付喪神「刀剣男士」。彼らは時を遡り、歴史改変を目論む時間遡行軍を討つべく戦いを繰り広げていた。
――とある本丸
審神者と刀剣男士らは平穏に暮らしていたが、突如、時間遡行軍の襲撃を受ける。刀剣男士らは激しい攻防の末、時間遡行軍に打ち勝つも、本丸の損傷は著しく、貴重な戦力を失う結果となった。また、その戦いの中で、本丸の要であった審神者の姿が消えた。
漂流することでかろうじて審神者なき本丸を隠し続けた彼らであったが、なすすべはない。残った十五振りで「歌」を支えとしながら、機を待ち静かに暮らしていた。
桜の咲く麗らかな春。漂流中の本丸に、再び時間遡行軍が忍び寄る。そして、続いて現れたこんのすけを通じてもたらされたのは時の政府による「強襲調査」という名の任務だった。
三日月宗近ら刀剣男士は最後の希望を胸に、長い戦いへと乗り出していく。
「刀剣乱舞無双、はじめよう」
戦国乱世を舞台に、夢の史劇、今、開幕。

引用元: https://touken-musou.com/story

何をするゲーム?

出陣して、敵を切って切って切るゲームです。
出陣先によってはマップを走って探しものをしたり、味方を守ったり隠密行動をしたりと多少やることがありますが、概ね湧き出る敵をとにかく切るゲームです。
操作刀剣男士以外に一緒に戦ってくれるバディの刀剣男士が出陣できるほか、本丸でおにぎりを握ったり餅をついたりするミニゲーム、刀剣男士同士の絆パラメータがあるなど、キャラゲーとしては嬉しい要素もあったりします。
ゲーム内で一時停止して角度を変えたりフィルターを掛けたりできるフォトモードも楽しみのひとつです。

DLC追加要素

  • 内番風装束(各刀剣男士1着ずつ、全16種)

  • 本丸景趣(全5種)

  • 楽曲(全5種)

装束(衣装)追加は素直に嬉しいです。戦闘衣装も変更できるのがいい。
景趣も季節追加なので、冬に雪が降ってて春に桜が咲いてるのは細かいですが楽しいです。
追加楽曲も素敵なのが多くて、個人的には 「本丸 -刀剣乱舞無双-」がお気に入りです。本丸BGMに設定してます。

通常の戦闘装束での出陣時
内番装束で出陣するとこんな感じ モーションが変わったりはしない

○ 感想

「刀剣乱舞-ONLINE-」では年単位でログインしなくなったり、なんとなくログインしては脳死周回したりというゆるゆる本丸を楽しんでいます。備前国の審神者です。
プレイ前時点ではプレイアブルキャラクターに推しがいなかったのですが、もののみごとに沼にはまりました。山姥切長義沼は深かった…。
「刀剣乱舞-ONLINE-」のキャラゲーとしてはとてもよい作品だったと思いますので、好きな刀剣男士がいるのであればぜひプレイしてみてほしいです。
一方で無双ゲームとしては物足りなさを感じたので、純粋にアクションゲームがしたいひとにはあまりおすすめできません。

よかったところ

刀剣男士が喋る!!動く!!交流する!!!
まずはこれだと思います。刀剣乱舞は、原作ゲームにがっつりメインストーリーがあるタイプのゲームじゃない(設定自体はおそらくある)ため、動かないし新規セリフも少ないしキャラクター同士の絡みなんてごく一部しか出てきません。
そんな状態で7年間過ごした審神者としては、情報過多とまで感じるゲームでした。写真を撮るだけでもとても楽しいです。
薙刀が周囲の敵を一掃したり、短刀が敵に向かって飛び込んでいったり、同じ打刀でもすぐ蹴りが入ったり真っ直ぐ突っ込んでいきがちだったり、それぞれの動きが違っていて、「審神者はそれが見たかった」欲がすごく満たされました。
メインストーリーも思ったよりしっかりしていて、失礼ながら嬉しい誤算でした。正直opだけ流れて投げられっぱなしを予想していましたが、話としてまとまっていたかなと。歴史に詳しくなくても状況が理解しやすいつくりだったのも嬉しいです。

PC版なのでPCスペックにも依るのでしょうが、読み込みや動作は快適でした。
あとは、楽曲がどれもとてもかっこいいです。周回時BGMに好きな戦闘曲を選べるので、それだけで飽きもせずに楽しめました。

残念だったところ

「アクションゲームが苦手な方でも楽しめる仕様」の犠牲とも言うべきなのかもしれませんが、とにかく難易度が低いです。アクションゲームとしての楽しみはあまりないと思います。コンボとかいう概念もほぼなく、簡単モードにしなくても使うボタンは少ないです。敵モーションなんて覚えなくても避けることに何の支障もなく、戦闘で苦戦は全くと言っていいほどしませんでした。

プレイアブルキャラクターの少なさも残念な点です。発売時、刀剣男士は100振り近く実装されていたのにうち15振りだけ(16振りのうち1振りは原作ゲームに未実装)なのはちょっと絞り過ぎではという気がします。
有料DLCで構わないからできればもう少し増やしてほしかったです。

余談

ボーカルアルバムとサントラもとても素敵なのでぜひ聞いてほしいです。
公式サイトで試聴できます!!!ぜひ!!!

他の刀剣男士も登場する刀剣乱舞無双2をいつまでも待っています。
もうやることも残ってないのに写真撮るためだけに起動するくらい、とてもたのしい作品でした。

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