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オンライン読書会のススメ

スカートを履くと、いつも母にスカートめくりをされる霧子です。
今日もやられました。
母は悪ガキだった……?

さて、今日は

・「オンライン読書会とは何か」
・「オンライン読書会のメリットとデメリット」
・「実際にオンライン読書会に参加した感想」

をテーマに書こうと思います。

そこそこの分量なので「たくさん読めないよ!」という方は、最後の感想の部分のみ読んで下さい。

オンライン読書会とは何か

「読書会」とは、人を集めて、本の内容を紹介したり、感想を言い合って交流する会の事を言います。

ひとまとめに読書会といっても

・参加費の無料・有料
・読む本の指定のある・なし
・事前に本を読んでまとめて感想を言い合うもの
・時間をとってその場で本を読んで感想を言い合うもの
・様々な年齢や仕事を持つ方と交流する事を目的としたもの
・読書内容の実践を大切にし、どう自分自身が変化したか、どうすれば実現できるかを考えるもの(経営者やそれを目指す方向け)

等があります。
この辺りは目的に応じて選ぶと良いでしょう。

また「オンライン読書会」とは、名前の通り読書会をオンラインでやることを言います。
参加者がアカウントを作成しなくても使える、zoomというアプリを使い、顔を見せてオンライン通話をすることが多いです。

私は「こくちーずプロ」というサイトを使って、オンライン読書会を探しました。

・参加者と読書会以外でも交流したいかどうか
・オンライン通話の際に顔を出すことに抵抗があるかないか

によっても、選ぶ読書会が変わってくると思いますので、注意して下さい。

オンライン読書会のメリットとデメリット

あくまで「オンライン読書会」に関してのメリットとデメリットについて話します。

メリット
・本を読みっぱなしにしなくなる
・説明する事で、本の内容の理解が深まる
・時間や場所を考えず、様々な年齢の方と本の話ができる
・ブログ等とは違い、すぐに相手からの反応がある
・おすすめの本や読んだことのない本の話を聞くことが出来、新しい本を知る事が出来る
・同じ本を読んだとしてもどこに着目して本を読んだかによって、視点の違いがあり、勉強になる
デメリット
・参加者や内容の面で、質が高い読書会かどうか判断しづらいことがある
・単純に参加する為の勇気がいる
・本についての説明が出来ないと難しい
・主催者の能力に左右されやすい
・主催者や自分自身のオンライン環境に左右される
・会話した時に反応に時差があることがある

実際にオンライン読書会に参加した感想


私事ですが1年前、少しの期間ですが社会人サークルとして読書サークルを運営していました。
その際はジモティーというサイトを使って、オンラインで人を集めました。

https://jmty.jp/s

ただそれぞれ仕事や環境の変化で忙しくなって集まれなくなってしまいました。
コロナもあって集まれないというのもあります。

それもあって「オンライン読書会」に参加してみようと思いました。

私は早起きする事が昔から好きです。
また朝早く起きる方=真面目な方が多いのではないかと考えて、朝やっているものにしました。
実際に話を聞くと、活動的な方が多い印象があります。
今日は50代の方が参加していたので、とってもびっくりしましたね。

私は今回の「オンライン読書会」でとても大好きな「何度も読みたい広告コピー」の本を紹介しました。

https://www.amazon.jp/dp/4756241522

いわゆるジャケ買いをした本です。
古書っぽくてめちゃくちゃ可愛いくないですか!?
買ったときは本の匂いがとても良くて、中身もとても良い本なんです。

広告コピーの本は文章のみということが多いのですが、こちらは広告だった時の画像が掲載され、広告を書いた方がどんな意図や気持ちで広告コピーを書いたのかという事が書かれています。
幅広く素敵な広告コピーが載せられていて、読んでいてワクワクする本です。
文章を書く方、小説を読む方、人を惹きつけるような文章はどういった物なのかを知りたい方にはぜひ読んで欲しい本です。

お気に入りの広告コピーは、JRの広告なのですが奈良県の鹿がオネェとして語りかけてくる、というものです。

鹿を、馬鹿にしないでよ。(198ページより)

奈良といえば、鹿。
だけど、私たち奈良の鹿はただカワイイだけのマスコットキャラじゃないわ。
万葉の時代から神の使いとして崇められてきた野生の鹿。
大切に保護され、今ではれっきとした国の天然記念物よ。
気やすく近づかないでね。
しかし、鹿せんべいを持っているあなたは話が別。
仲良くしましょう。

この鹿の広告は他にもありますが、全部好きです。

また他の方が読まれていた本は、「LIFE SHIFT ――100年時代の人生戦略」、「となりの億万長者: 成功を生む7つの法則」でした。

https://www.amazon.jp/dp/4492533877

https://www.amazon.jp/dp/4152093927

「LIFE SHIFT ――100年時代の人生戦略」は、人生を100年と考えた場合に、多様化の進む社会の中でどう生きていくのか、時間や能力、人脈、自分自身の肉体や形のないもの全てを含めたどのような資産があるのかを考える本のようです。

その方ーーAさんは今回「部族社会における通過儀礼」に関しての部分を読まれたそうです。
人は大人になる時や新しい環境や職場になる時、居場所や未来が定まらないようなどっちつかずの時間が必ずあり、それにより過去の安定は失われてしまいます。
Aさんはこの本を読んで、最近様々な活動に参加し始めたのは、通過儀礼を自分の意思でしているんだな、と納得されたそうです。
「LIFE SHIFT」を聖書のように、ずっと読み続けたいとおっしゃっていました。

Bさん「未来のことを含めて、資産運用や貯金等考えられていますか? 私は未来のことを考えるのが怖いですね」

私「将来や結末を見据えて動いてるので、あまり怖いとか、考えられないとかはないですね」

Aさん「お金がない経験は色々してきていて、思いつきで行動をしがちなので、そこを変えたくてこの本を読み始めたんですよ(笑)」


個人的に話を聞いて思ったのは、あらゆる資産を増やす為に時間をいかに有効的に使うのかが、重要なのではないかと感じました。
あとは優先度をしっかり決めることでしょうか。


「となりの億万長者: 成功を生む7つの法則」は、上手く資産運用や自己コントロールをして、お金を貯めて億万長者となった、近所に住んでいるような普通の方々のお話だそうです。
Bさんはこの本をTikTokで知り、地味だけれども誰もが参考に出来る本だとおっしゃっていました。

例えばこの本を医者の方は、良い物を定価では買わず、バーゲンで買うようにしたり、何にいくら使ったかを大体把握しているのだそう。

Bさん「一人の成功例や成功哲学だけの本とは違いますし、いい本です」

私「個人的な考えですが、普通の金銭感覚があるからこそ、お金が貯められるんじゃないんでしょうか?」

Aさん「合ってると思うし、それはマーケティングじゃないだろうか?」

私(それだ!)

Aさん「バブルの時は社会に踊らされて、メディアによって物やお金を消費することが素晴らしい事と刷り込まされていた。今の子はバブルを知らないから、車とか買わないもんな」

Bさん「以前読んだ本で、メディアに関して似たような話がありましたね」

私(やっぱり、情報が正しいかどうかを自己判断出来ないと、不味いって事だよな……)

Aさん「ファッションにお金をかける事自体が目的になってしまうような人もいる。……しかし私に必要そうな本だ」


要約するとそんな感じの内容で、めちゃくちゃ盛り上がってました!
ついつい熱を込めて話してしまいました(笑)

「オンライン読書会」は、自分にとって本を読む理由になりますし、以前読んだ本が頭の中で上手く繋がるような感覚があって。
話した分、また本を読みたくなるんですよね。

そんな訳で個人的にオススメします!

私も「オンライン読書会」の主催をしようかなーと思いつつ、面倒くさがりが出てきているので、悩み中です。

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