見出し画像

フリーランスになって半年、開業して1ヶ月が経った


ありがたいことに開業前から(2021年に入ってから)
のバタバタがここ最近まで続き、
ようやくnote. を更新できるまで落ち着いてきました。

まぁ時間さえ作れば書けたのだろうけど、
少なからずサボってました。というか映像の仕事にマンぶりしてました。

.
.
.

さて、タイトルにもあります通り、
「会社員」をやめて、フリーになって半年、
2月5日付けで開業してから1ヶ月あまりが経ちました。

ありがたいことに今のところは映像の仕事で食べていけています。
(周りの人たちに感謝っ!)
今回は、この半年(特にここ1ヶ月)で僕なりに気づいた
フリーランスとしての働き方みたいなことを記していけたらなと思います。

気づきはたくさんあるので今回はメインとなる一つだけを簡単にシェアします。

そのひとつは、、

安く受けるが善じゃない

これです。


たとえば、ひと月に30万円の売り上げがないとその月は
「赤字」になるとしましょう。

特に開業したてである僕は、 
「忙しい状態であることが正義」
であると思いながらスケジュールをバンバン詰めていました。

である時にかなり安い案件、
そうですね1週間かけてできる仕事で報酬が5万円と設定しましょう。
そんな仕事を受けたとしましょう。

念の為確認します、1週間労働で5万円です。
1日労働時間が8時間で時給1000円だとした時に、
5万円を稼ぐために必要な日数は6.25日となります。
週1休みも満足に取れません。
(かなり効率悪いですよね。。)

この時点でひとまず分かることは、
深夜に時給UPがある居酒屋でバイトした方が稼げるぞ
ということ

僕はフリーランスで仕事をしています。
フリーランスとなってからこれまでの半年、
どの仕事の時給を計算しても1000円を下回るものはありませんでした。
(副業としての時給は1000円以下がザラでしたが。)

話を戻して、、
その案件のゴールにほぼ1週間かかるとしたら
残りの3週間(例えばどの案件も時給1000円だった場合。)で、
月の赤字を防ぐための残りの25万円を稼がなければなりませんよね。

残りの25万円を稼ぐために必要な時間を計算した時に
上の計算ですと、250時間の労働が必要なわけです。

250時間を8時間/日 換算で、
31.25日が必要 となるのですね。

はいわかりましたね
この相場感では物理的にひと月で30万円を稼ぐことは不可能なんです。

「だったら 労働時間/1日 を増やせよ」
「スキルや実績がないからその金額なんだよ」

という声が聞こえてきますが、
それもわかります。

ですが、実際のところそんな相場感では僕を使ってくれる人も少なくなってきたタイミングでした。
(これはほんとにありがたいことです。)

話が長くなりましたが、
これは僕の身に実際にあったことです。
例え話でありますが上記にあげたように、
1週間で5万円ほどにしかならないような仕事を僕は受けてしまい、
結果その穴埋めのために、来たる仕事を断ることもなく受け
ひたすら動き続けていました。

しかし、ある日僕が県外に出張していた期間です。
その安価で受けてしまったクライアントさんから
連絡が来て、ある要望があったあのですが
その内容に僕はどうしても対応できない事態となってしまい、
結果としてその案件は破綻しました。

身体ひとつしかないフリーランスの働き方として、
こればっかりはそこをケアできていなかった
僕のミスだなとかなり反省しました。

この事態が起きてしまったことには色々な原因があるのですが、
まず言えるのが、
「見積もり作成とスケジューリングはしっかりやっとけ」 です

具体的に数字に落とし込んだ撮影回数やスケジュール、編集費など。

工数に表して見積もり作成や打ち合わせをしないと
クライアントさんは具体的な進捗状況が読めず、
結果として自分が仕事をしていないと思われてしまいます。

また、ちゃんと見積もりを作ると
そもそもそんなに安価にならないことがほとんどです。

安く受けるが善じゃない

クライアントさんのためを思って安く受けてしまいがちな人
少なからずいると思いますが、
「安く仕事を受けること」はタイミングによっては互いに不利益になる可能性を秘めていることも覚えておくといいかもしれませんね。。

ただ必ずしもそうであるとは言い切れません。
あくまで個人の経験を元に生まれた知見であることを了承ください。。


Kiri Films.


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?