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なんで生きているのだろうか


※一部ネタバレ注意⚠️



学生時代はほんとに自由だった。
家で自由に過ごし、大学でも課題の締切はあれど、マイペースに進められ、疲れたら休んだり、好きなことでリフレッシュして自分の疲労を取り除いていた。学生時代もサークル活動の数日にわたる長時間労働、本番まで残りわずかで詰め込んだたくさんの練習、上手くできなくて沼にハマったサークル運営、バイトで夜勤や吐き気のする厳しい職場など、今振り返るとたくさんきついことはあったけど物事に果敢にどんどん取り組める状態だったなぁと思う。あの頃の自分に戻りたい… 今の自分は半分生きていないのも同然
社会人はマイペースに生きるのが難しいと感じた。

最近、社会人になって思うことは、僕、社会人向いてない。不適合だろ。たぶん正しい表現じゃないと思う。とりあえず事実を述べると今の自分が調子悪すぎる。

4月前半 

最初は楽しかった。仕事も本格的に始まってないし、大幅に余裕があった。大学の友達とも遊ぶことが多々あった。楽しかった。食生活も毎日自炊をしていたり、野菜をちゃんと食べたりフルーツも食べたりと充実していた。

4月後半

少し雲行きが怪しくなった。自分は今まで人に頼らない、コミュニケーションを密にとるような性格ではなかったが、人と密に関わるようになった。研修の影響でなぜか人と関わりたくなったのもあるが、その本意は仕事で多くの課題を感じ、それらの突破口を自分の経験では見出せずにいたのだ。
体力がもたない、口頭指示が聞こえにくい、覚えれない、聞き間違えなどで注意されていた。感覚過敏や脳疲労気味なのかなと思ってた。

なぜだか頻繁に胸が強くドキドキしたり、起きたら涙が出ていたり、自分の好きなアーティストのライブ映像を静かに観ていたら胸が飛び出しそうになって生きているのが怖くなったり、睡眠の量と質が低いからか日中に眠くなることが多かった。対策としては好きなことをするといいと言われたので、ご飯をちゃんと食べたり、掃除、料理、音楽、ヒーリング音楽、アニメ(最近見る元気がないこと多い)、湯船、友と話す、瞑想、散歩などあらゆることを試しながら過ごしていた。

その辛さを友達や職場の人、家族に悩み相談や遊ぶことでバランスをギリギリ保っていた。インスタでは充実しすぎた様子を投稿し、それらが仕事で全部消え去り、また充実した生活をするの繰り返し。たしかその頃は毎日思考や感情がジェットコースターのように変化していた。

まぁ、親に帰省しろって言われ、GWに帰ることに…

5月

4月末に限界を迎えてGWに帰省してリフレッシュした。一時的に回復したものの、おそらく根本解決じゃないだろうなと思いながらまた5月を過ごした。
少し慣れてきて、口頭指示が聞こえにくいのは変わらないとして、仕事内容を覚えることができてきたので、口頭指示を一部聞き漏らしても対応できるようになってきた。また睡眠時間に関しては徐々に長く取れるようになってきていた。だが、脳の働き、調子が良くない。考える力、思考が全く回らない。ぼーっとしてないとやばい、焦点を合わせないほうが楽、何も考えたくない。頭がフラフラする、脳と耳が心配になることが多かった。早く身体壊れてくれないかな、熱出てくれないかなと思いながら平熱の自分に絶望したりしてた。
5月は先輩に心配されていろいろと相談に乗っていただいた。本当に有り難い。

5月終盤の仕事中、顔がものすごく死んでいて、ふらふらしていて、もう仕事なんてどうでもいい、人と関わりたくない、将来なんてどうでもいい、なんでそんなに頑張るんだろう、生きていてしんどい…となり、明日休もうと決意。熱出てくれないかなぁと思って夜に測ると37℃後半の微熱。ほっとした。

家族に送った文章があり、それを引用する↓

今までもこれまで好きだったことに取り組んで幸せを感じてるはずなんだけど、
それでも何か足りなくて
仕事で全部持ってかれて
どう幸せを感じれば、充実するかもうそんなに考えが浮かばなくて新しい幸せを探さなければならないみたいな感じで悩む
自分の今までの経験談でこうしたら楽しくなるとか面白いとか、体調良くなるみたいなものをストックしてたつもりだったけど、社会人になってからそれらが効いていても、それより消耗が大きすぎてしんどくて。で新しい取り組みをしてみたりして、効いたと思っても、なぜかまた仕事で落ち込んでしまったりして理論的に解決しようとしても
現実ではその条件が満たせないとか、思ったより自分の能力が低くて解決策にできなかったり。

LINE

たぶん他の人々は若い頃に乗り越えてきたのか、それとも今その状況にぶつかっているけど、自分で解決しようと頑張れる力があるのか社会人凄すぎると思いながら限界を続けていた。

友達と夜ご飯いったときに、ものすごい回転する感じのめまいが一瞬起きて怖い思いをしたりした。
5月は4月から言っていた口頭指示が聞こえにくいという課題があったが、先ほどの1回のめまいなども含め悪化しているように思えて、5月末に耳鼻科に行った。
そこで言われたのは低音が聞こえにくくなっていて、メニエール病の疑いがあると。また風邪の影響で副鼻腔炎もあり、それも耳の聞こえにくさに影響しているとのこと。
疲労ストレス睡眠不足が原因になりやすいらしく、避けてほしいと言われた。
いや、無理やろとか思った。
一応脳も別のところで見てもらい異常なかった。ほっとした。
ここから社会人初めてのヤク漬け生活が始まった。

初めてのヤク漬け生活

まぁふざけてますが、8個貰ったらある種ヤク漬けじゃないかなぁと思いまして。
ヤク漬け生活も舐めてかかると痛い目に遭いました。ヤク漬けするのも努力が必要ですね!最初が一番大変でして、
自分は脳が働かない、思考が回らないため、薬を整理して理解するまでに1.2日はかかった。脳死で毎食後なら考えなくていいけど、毎食後、朝夕前、夕食後でいろいろあり、よくわかんない。何回数えても不安だったり覚えてなかったり。
一生懸命20分ほど点検したのにも関わらず飲まなくていいタイミングで飲んだり、飲まないといけないのを飲まなかったりヤク漬けに鎮めるのも大変だった。

6月

そんなこんなで6月の土日に
友達と会ったり、映画を観に行こうと計画。日曜日は2日連続の映画で、体力的に不安だった。実際朝ご飯を食べてから11時ごろに出かけたんだけど、駅の階段に降りるところでバランスを崩し傘が落ちてった。危うく自分が転げ落ちるところで恐怖を感じた。
とかいろいろやばいなと思うことはたびたびあった。

まぁ6月に入り、慣れてきたのか思考力は落ちているもののまだマシになってきた。脳疲労にプラスして、フラフラする系のめまい、眼精疲労的な目の疲れ、左瞼の下がずっとピクピクすることがあった。かなり疲れやすくなっていて、月曜日の午前中で限界に達するので、その後は省エネで魂を削りながら耐える感じが続く。仕事を早く終わりたいというよりは、頭で意味がわからない。何をしているんだろうって感じ。あとやばいのがプライベートにも疲労が影響してきて。遊ぶのにも疲れてくる。たぶん外で歩き回るのがしんどいみたい。目を使いすぎるのもダメみたい。車酔いみたいなのが頻繁に起きる。気分転換の美術館も絵を見て回るため、目を使い、動き回ることで酔いつつ、目がしんどくなる。それよりは映画館の方が動かないからましみたい。

耳のほうはというと、ただ耳は聞こえにくいし、耳鳴りするし、疲れてると声が全く届かないし、ご飯食べてると飛行機乗ってる時のような耳の破裂音(例えるなら食べ物が圧力かけられて破裂する感じ)出るし、だけど、映画の音はちゃんと聞こえるのでまだよしって感じ。映画の時耳痛くなるけど笑

またまた帰省して、休んだけど、出かけるときついなと感じた。ショッピングは無理やし、電車もあまり良くないかもとか思う。家の中が一番。帰省して友達に「トラペジウム」を観るといいよと言われて一緒に観てきました。

たぶん刺さり方が他の方と違うんですが、
仕事が自分に合わなくて、頭が狂っていたシーンが特に刺さりました。早くここから解放して!というのは衝撃でした。あとは笑顔が消え、顔が死んでいた方もいて、ああ、分かるなと共感した映画でした。
仕事が辛い時に観るといい刺激になる映画でした。最高だった。

こんな感じで初めての社会人に適応できず、苦労していたりしてます。
自分だけこんな辛いの?ってものすごく苦しんでいる方に、同じように苦しんで生きている人もいるんだって元気を与えられたらなと思います!辛いことは吐き出すのが一番だなって思いました笑 またトラペジウムのような映画を観て心を落ち着けるのもいいかもしれません!

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