きのう読んだ本
夜と猫 詩・著/エリザベス・コーツワース
絵・著/藤田嗣治
訳・著/矢内みどり
夜が訪れ、猫はふわりと現れる。
今から73年前、画家・藤田嗣治は第二次世界大戦後の1949年に日本を離れ、NY経由で翌年フランスへ戻る旅に出た。このNY滞在中に、藤田は詩人で小説家のエリザベス・コーツワースの猫にまつわる詩に絵を提供する。
大晦日とお正月のわずか2日間で描き下ろされた十数点の猫たちの吸い寄せられるように美しい素描群は、コーツワースの詩とともに一冊の絵本となった。
「猫」の神秘と謎、温かさ。
やっぱり本が好き
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