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3月12日は、土曜半休、日曜休日制が始まる&ワールドワイドウェブが誕生&モスの日&世界反サイバー検閲デー

【土曜半休、日曜休日制が始まる】

1876(明治9)年3月12日、官公庁で、土曜半休・日曜休日制度が実施されました。

それ以前は、1868(明治元)年に施行された「太政官布告」の定めに則り、31日を除く「1」と「6」のつく日が休日でした。

が、太政官布告の休日では、特に欧米との交易などで不都合が多く、欧米と同じ仕組みに休日を改める目的で、土曜半休・日曜休日とする制度が設けられました。

また、1871(明治4)年からは、毎日正午を知らせる大砲(=午砲)が、東京・皇居内で撃たれていて、土曜半休・日曜休日制度が始まってからは、土曜日の仕事は、正午を知らせる午砲のドンという音とともに仕事が終わることから、皇居周辺に勤める人たちの間では、半ドン日と呼ばれていました。

そして、この日は、サンデーホリデーの日/半ドンの日などの名称で記念日に制定されています。


【ワールドワイドウェブが誕生】

1989(平成元)年3月12日、イギリスの計算機科学者=ティム・バーナーズ・リー、ロバート・カイリュー が考案した「World Wide Web(ワールドワイドウェブ)構想」を記載した論文を、欧州原子核研究機構(CERN)に「Information Management:A Proposal」として提出しました。

意訳:情報管理、提案。

提出された論文は、現在のWebの基本構想となっていて、WWW(ワールドワイドウェブ)は、今日のインターネット上で提供されているハイパーテキストシステム言語(HTML)の最主流です。

また、インターネット、Webといった言葉は、基本的に「WWW」を指す場合が多く、W3とも表記されています。

WWW(W3)は、HTML(HyperText Markup Language)、XHTML(Extensible HyperText Markup Language)といった独自のドキュメント言語で記述され、文書中に別の文書のURLなどを埋め込むことで、インターネット上に散在する文書同士が相互に参照可能となったシステムです。

《余談》
「WWW」が発表された3月12日は、「Webの誕生日」として世界で広く認知されています。


【モスの日】

日本発祥のハンバーガーチェン「モスバーガー」の第一号店が、1972(昭和47)年3月12日に、実験的ながら、東京都板橋区に位置する東武東上線沿線の「成増駅前店」としてオープンしたことにちなんで、同店を全国展開している株式会社モスフードサービスが記念日に制定しています。

「モスバーガー」のMOSは、Mountain:山、Ocean:海、Sun:太陽の各頭文字を合わせたもので、山のように気高く堂々と、海のように深く広い心で、太陽のように燃え尽きることのない情熱をもって、食材や味、人や自然に対する接し方を説いた創業者・櫻田慧(さとし)氏の想いが込められています。

また、例年3月12日には、全国にあるモスバーガー店で、商品割引、特別セット、プレゼント、キャンペーンなど、その店舗独自のイベント実施が多く見受けられます。


【世界反サイバー検閲デー】

中国や中東諸国などで、政府が介入して行われているネット検閲に抗議することを目的として、 国境なき記者団「アムネスティ・インターナショナル」が、3月12日に国際デーとして記念日に制定しています。

国際表記 :World Day Against Cyber Censorship

上記各団体が検閲を行っている国や企業に対して、中止要請の活動を行っています。

《アムネスティ・インターナショナル》
国際連合との協議資格を有している非政府組織団体。

主な活動として、国際法に則った難民の保護、救済、支援活動、死刑の廃止、人権擁護などの啓発活動を国境に縛られず展開しています。

amnesty:意味:大赦。

また、インターネット上での言論の自由を保護する目的から、同団体などでは、インターネット検閲規制を行っていると目される国や地域を公表していて、インターネットの言論の自由を脅かす「Enemies of the Internet(インターネットの敵)」としています。


(以上、ネット検索より)

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