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1月4日は、御用始め&取引所大発会&世界点字デー&音楽ヒットチャートが誕生した日

【御用始め】

1873(明治6)年から官公庁では、12月29日〜1月3日までは休暇とすることが法律で定められていて、年末年始の休みが明けて、例年1月4日からその年最初の仕事が始まります。

土日の場合は、その直後の平日から。

《御用》
用、用事などの敬った表現、宮中・官庁や、江戸時代の幕府・藩の仕事、犯人をとらえることなどの意味があり、「御用納め」は仕事の意味で使われています。

官公庁だけでなく、多くの民間企業でも、1月4日が平日の場合は仕事初めの日としているところが多くあります。

が、近年では雇用形態の多様性から、元日営業も増えるなど様々な働き方があり、仕事初めや仕事納めは日付等関係なくなってきていて、意識も薄れてきている傾向にあります。

【取引所大発会】

証券取引所では、新年初めての立ち会いを大発会(だいはっかい)と呼ばれていて、以前は1月6日に大発会が行われ、業務も午前中の前場で終了することが慣例でした。

が、証券業界全体の業績不振等から大発会が1月4日に変更され、同日から終日取引が開始されています。

また、大発会では、昨年話題になった人物等をゲストとして招待し、「手締め」と呼ばれる手拍子が行われ、その年の取引が開始されます。


【世界点字デー】

今日使われている点字を完成させたルイ・ブライユ氏の誕生日にちなんで、世界盲人連合(World Blind Union)が国際デーのひとつとして記念日に制定しています。

国際表記:World Braille Day

誕生日:1809(文化6)年1月4日

日本では国際点字デーや世界点字の日などの名称で同活動が行われております。

ブライユ氏は5歳の時に両目とも失明し、10歳でパリ王立盲学校に入学。

盲学校時代に自ら点字の発明を行い、15歳頃には今日使われている点字の原型を完成させていた とされ、その功績は視覚障害者に新たな希望を与えました。

同氏が発明した点字は、その後幾度も改良が加えられ、現在使用されている点字にまで昇華されています。

また、英語圏とフランスでは点字のことを「braille:ブライユ」と呼びますが、これはブライユ氏の功績を讃えて、その名が冠された単語です。

【音楽ヒットチャートが誕生】

1936(昭和11)年1月4日、アメリカの音楽雑誌『ビルボード誌』が世界初となる「音楽ヒットチャート」を発表しました。

ビルボード誌は、1890年代頃からサーカスや移動動物園のランキング特集を行っていた経緯があり、ある時誌面で、サーカス場や移動動物園内のBGMとして流れていた曲の特集を組んだら大好評を得たことから、徐々に楽曲紹介の記事を増やしていったことが音楽ヒットチャートのきっかけだったとされています。

ビルボード誌発表の音楽ヒットチャートは、レコード販売数(後にCDの販売数)、ラジオ局でのリクエスト数を元に、ビルボード誌独自の統計から割り出したものをチャート化して掲載したものでした。

この企画は大きな反響を呼び、新たにヒットチャート専用番組が作られるなど、大人気コンテンツになりました。

音楽ヒットチャートの大ヒットを受けて、同様の企画が他社からも始まり、一気に世界中に広まっていきました。

が、2000年代に入り、集計元の煩雑さ、地域による集計方法の相違、デジタル音源の登場などから、アメリカではビルボードヒットチャートの使用は控えられている傾向にあります。


(以上、ネット検索より)

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