4月20日は、郵政記念日&女子大の日&ジャムの日&第1回「全日本自動車ショウ」が開催&青年海外協力隊の日&珈琲牛乳の日
【郵政記念日】
1871年4月20日(旧暦明治4年3月1日)、それまでの飛脚制度に代わり、新しく郵便制度が実施されたことにちなんで、日本郵政グループの前身にあたる逓信省が、4月20日に記念日を制定しています。
当初は、東京、京都、大阪 の三都市と、東海道線の各駅で、郵便物の取扱いや切手発行の業務が行われていました。
また、例年4月20日〜26日は「郵便週間」として、郵便業務のPR活動が展開されている他、4月20日を中心とした一週間は「切手趣味週間」とされていて、記念切手の販売が行われています。
【女子大の日】
1901(明治34)年4月20日、日本初の女子大学「日本女子大学校」が開学したことにちなんで記念日が設けられています。
戦前の日本では、もともと学問自体が男性のみに許可された教育とされていたこともあり、女性は、例外的にしか学校への入学や学問自体が認められていない状態が続いていました。
が、戦後に女性の学問や政治等への参加が認められ、女学生のみを対象とした「○○女子大学」の名を冠する機関が増えていきました。
《余談》
「○○男子大学」と名の付く学校は、世界的にみても極めて少なく、2010年代に入ってからは、ほぼ存在していません。
【ジャムの日】
1910(明治43)年4月20日、長野県在住の塩川伊一郎氏が、苺ジャムを明治天皇に献上しました。
明治初期頃から始まったとされるジャムの製造が、皇室献上品として認められたことにちなんで、日本ジャム工業組合が記念日に制定しています。
ジャムには、含まれる砂糖が水分を抱え込むことで腐敗しにくくなる性質があり、長期間保存ができることからも、様々な食材で親しまれています。
【第1回「全日本自動車ショウ」が開催】
1954(昭和29)年4月20日、日本初の「第1回全日本自動車ショウ」が開催されました。
《第1回全日本自動車ショウ》
出品社数:254社
出品車数:267台
入場者数:延べ54万7,000人
第二次世界大戦の敗戦から間もない日本において、世界的な注目が集まる大規模なイベントを日本で開催することは稀で、戦後の復興を象徴する一大イベントでした。
近年では、モーターショーとしてイベントが行われていて、「◯◯(地名、都市)モーターショー」と呼ばれています。
また、各自動車メーカーが、今後発表する予定の車種に加えて、近未来的なデザイン、新技術の搭載など、独自展望を織り込んだ先進的なコンセプトカーを発表しあう場にもなっていて、今日でも話題性や注目度の高い催しです。
【青年海外協力隊の日】
1965(昭和40)年4月20日に、青年海外協力隊が発足したことにちなんで記念日が設けられています。
青年海外協力隊では、アジア、アフリカ、中南米を中心とする発展途上国の教育面をサポートしていくため、満20歳〜39歳までの人々が、ボランティア活動を続けています。
また、約120以上の分野の募集が常時行われていて、特に、農林水産、教育、保健衛生などの分野は広く人材が求められています。
【珈琲牛乳の日】
瓶入りの珈琲牛乳が、1923(大正12)年4月20日に、東海道線国府津駅で初めて販売されたことにちなんで、日本で初めて珈琲牛乳の製造販売を行った守山乳業株式会社が、記念日に制定しています。
当時は、
並弁当:1箱35銭
珈琲牛乳:1瓶20銭
と、ちょっと割高だったにもかかわらず、珈琲牛乳は大ヒットを記録し、全国的にその人気が広まっていきました。
(以上、ネット検索より)
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