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2月16日、「記憶にございません…」が流行語に&寒天の日&日本で初めて天気図が作成された日&全国狩猟禁止の日

【記憶にございません…が流行語に】

1976(昭和51)年に開かれていた国会・衆議院予算委員会での一幕。

後に、戦後最大の疑獄事件と称されるアメリカの航空機製造メーカー・ロッキード社を巡る世界的な大規模汚職事件・ロッキード事件の証人喚問にて、田中角栄氏の政商と目され、国際興業創業者でもあった小佐野賢治氏が、答弁にて「記憶にございません」を連発。

事件の注目度が高かったことから、多くの視聴者が耳にした小佐野氏の発言は、すぐさま大きな話題を呼び、一躍流行語となりました。

が、実際には、同氏が「記憶にございません」と言った記録はなく、「記憶はございません」「記憶がございません」と発言していました。

ちなみに、小佐野氏は戦後の駐留外国人相手の事業で大成功を収め、日本国内の有名ホテルの、ワイキキの名門ホテルをいくつも買収に成功するなど、ホテル王と称されていました。

田中角栄氏を始め、政財界へ顔が利いたことなどから、黒い噂も後が絶たなかったとされるも、倒産寸前だった数多くの企業で、従業員を一切解雇せず、再建を成功させた手腕は一級品と目されていて、事業家としての評価は高いものがありました。

【寒天の日】

2005(平成17)年2月16日、NHKテレビ番組「ためしてガッテン」で、寒天が取り上げられたのを機に、寒天が大ブームとなったことにちなんで、日本有数の寒天産地でもある長野県茅野商工会議所、長野県寒天加工業協同組合などが、放送日の2月16日に記念日を制定しています。

同番組にて、寒天は食物繊維が約80%以上と豊富、お腹にたまりやすい、血糖値の上昇を緩やかにする、血圧を下げる効果も期待できるなど、食べ合わせや食べ方によっては、ダイエットや健康面での効果が期待できる食物として紹介されました。

【日本で初めて天気図が作成される】

1883(明治16)年2月16日、日本初となる天気図が作成されました。

ドイツの気象学者:エルウェン・クニッピング氏の指導のもと、日本全国11箇所に設置された測候所のデータを、江戸城本丸跡(現:皇居東御苑辺り)に設置された東京気象台にて集計。

集計したデータを、同氏が英語で天気概況を下書きし、日本語表記に翻訳したかたちで、天気図が作成されました。

当初は、翻訳された天気図を印刷し、掲示板などに貼って発表するスタイルで、公表される天気図の掲示場所は、東京・新橋、神奈川・横浜の2箇所に限られていました。

また、天気図自体も専門的な内容のものだったことから、天気に関する専門的な知識がないと見ても分からず、公表場所も限られていたことから、一般的な認知は低かったそうです。

そして、この日は、天気図記念日として制定されています。

【全国狩猟禁止の日】

例年2月16日〜11月15日の期間は、北海道以外の全国で狩猟禁止です。

北海道:2月1日~9月30日が禁止日ですが、狩猟禁止日や解禁日は、都道府県ごと、年ごと、対象となる鳥獣ごとで異なっていて、事前の確認が不可欠とされています。

《狩猟を行うための手順》
Step.1
狩猟免許を取得
第一種銃猟免許:散弾銃、ライフル銃、
第二種銃猟免許:空気銃、わな猟免許、網猟免許の4種類から取得したい免許を選択

Step.2
狩猟を行う場所の各都道府県ごとに狩猟者登録

Step.3
狩猟可能区域、期間、猟法、狩猟対象などの制限を遵守

以上が義務付けられています。

(以上、ネット検索より)

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