【GPT4】ChatGPTとどう違うのか?同じプロンプトで検証|課金を迷っている方の参考にもなれば‥
こんにちは、
デジタルオンチがWebとAI勉強中です。
先週GPT4が発表され、
Twitter上で話題になっていました。
これまでと何が変わったのか、
実際の使用感や感想を共有します。
ChatGPTを有料版にするか悩まれてる方にも
参考になれば幸いです。
1:正確性がアップした
GPT3.5とGPT4で同じプロンプトで結果を比較しました。
まずGPT3.5です。
わたしはスラムダンクガチ勢ですが、
少々残念な生成結果となりました、、。
(すももって‥笑)
(安西先生キャプテン‥笑)
続いて、GPT4です。
流川と友達なのか?どうかは
一旦置いておいても合格ですよね💡
そのほかサザエさんや他のアニメでも比較して、
GPT3.5では架空の人物が
あたかも正しいかのように
出てくることもありましたが、
GPT4では上記スラムダンク同様
人物やストーリーの誤情報は今の所なかったです。
とはいえGPT4であっても、
使い道としてはまだまだ予備知識や
正解がある程度分かっている問いが
確実かなという印象です。
2:提案がより具体的になった
今回のバージョンアップで、
テキスト処理が25,000字にアップしたことで
生成される内容がより具体的に
そしてリッチになりました。
例えばこちら。
インスタグラムの集客について、
効果的な投稿内容と頻度を聞いた様子です。
このGPT3.5の内容も一見素晴らしいですが、
細かく見ると「うん‥まぁそうだよね‥」という
可もなく不可もなくな回答や堅い表現もあります。
以下は全く同じプロンプトのGPT4の内容です。
かなり具体的になり使われているワードも
よりインスタグラムの機能に即した表現に変わりました。
GPT3.5が文章なのに対し
リスト化され簡潔さもあります。
下記の通りモデル比較においても、
簡潔さが2倍になったと示されていました。
(Conciseness:簡潔さ)
自分のインスタグラムアカウントにとっての
正解なのかどうかは別として、
週○回など具体的な投稿頻度の提示、
投稿内容の提案はハッシュタグまで含まれ
バリエーションが増えています。
"引用するには許可を得る"や"過度な投稿は逆効果"
といったインスタグラムで注意すべき事項もありました。
OpenAIのブログを見てみると、
カテゴリ別の評価が全てにおいて向上したとのことで、
(緑の棒グラフがGPT4)
こういったビジネス戦略の問いにも
まるでコンサルのように、
より具体的な提案をしてくれるようになりました。
プロンプトをさらに工夫して学習を深めてくれたら
今後一体どんな良きアドバイスをしてくれるんだろうかと、
ちょっと恐ろしくもあり‥楽しみにもなりました。
3:GPT4の課題
性能が良くなったと言っても、
まだ課題はあるようです。
OpenAIもこれまで同様、
GPT4は完全ではないと言っています。
✔︎ 参照元やソースがない
正確性は向上しましたが、
未だ参照元はありません。
なので前述の通り、
ある程度予備知識のある問いでないと
生成されたままの内容を
鵜呑みにはできないかもしれません。
✔︎ スピードが遅い
GPT3.5に比べ生成スピードが遅いです。
これは少し意外なことでした。
テキスト処理量が増えたからか
生成文量も増えた印象で、
余計出力に時間がかかっています。
✔︎ 情報源は未だ2021年9月まで
2021年9月までの情報しかないのは
GPT4も変わらずです。
✔︎ (今のところ)回数制限がある
回数制限は今後解除されそうですよね。
何はともあれ、
どの項目も今後の改善に期待しています。
4:今後さらにできるようになる(と思われる)こと
現在はまだ公開されていませんが、
画像や動画のビジュアル入力を認識するようになると言われています。
手書きメモからWebサイトが作れたり、
冷蔵庫の中身の写真から何が作れるか聞けたり、
難しい論文の画像でも中身を認識して答えを出せるそうです。
これはめちゃくちゃ画期的ですよね。
ほんと人間が考える必要なんてなくなりそう‥
こちらの公開を気長に待っています。
5:対話型AIツールの使い分け
皆さんは現在GoogleとAI検索では
どちらの比率が多いでしょうか?
"ググる"がなくなる!なんて言われてますが
わたしもググる回数は確実に減り、
その時々でツールを選ぶようになりました。
ChatGPTは何でもできる万能選手として^^
ChatGPT以外で個人的に使っているものは、
の2種です。
どちらもChatGPTにはない
参照元が表示される機能があるので、
ソースを参照しながらの調べものは
この2つを使います。
perplexity
は英語の方が精度が高く、
日本語入力しても海外サイトが参照元として
表示されることもあるのですが、
海外のマーケティングトレンドや
AI情報を調べたい時などに使っています。
Bing
もソースが表示されるので重宝しています。
BingにはGPT4が搭載されていると先日発表されて、
同じく話題になっていました。
5:AIを使う目的は
今後もAIツールは
どんどんどんどんどんどん汗
増えるんだと思います。
(Google Bardも控えてますしね)
ツールが溢れてしまうと、
どれを使ったらいいのか、
それに課金した方がいいのか悩みます。
わたしはできるだけ無料で使いたい派ですが
今回はGPT4のためについに課金してしまいました。
"このツールを何のために使いたいのか?"
わたしはこの基準で
今後もツール選びをしていこうと思っています💡
👇この記事の内容の動画も作りました。
最後まで読んでくださって嬉しいです^^
ありがとうございました💫
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