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人生、◯◯したもの勝ち❣️

たとえば、ベートーヴェンを忍ぶ旅に出るとする。ゆかりの地を巡ったり、有名な交響楽団のコンサートチケットも押さえた。お墓で黙祷する計画までバッチリだ。
でも向かう途中で道に迷い、現地の人に教わったバスは間違えており、とんでもなく あさっての方向へ…。
 
どうやら、今から引き返しても
コンサートには間に合いそうもない…
 
 


その時!!現地で突然
フラッシュモブが始まる。
 
 
ベートーヴェンの曲が奏でられ
そのメンバーの中に日本人の姿をみつけた。
 
 
後で駆け寄り、話しかけてみると……
 
 
ガイドブックには載っていない
秘密の場所やエピソードを知っていて
なんと!案内までしてくれたのだ♪



「そういうハプニングが起きたほうが
ふつうにお墓参りする何倍も
記憶に残るし、楽しいよね〜」
 
 
そんな妄想をウキウキ語る私。
 
 
注)ベートーヴェンに詳しくもないし
ほとんど知識もありません
  
 


それを聞いた友人は
 
 
「え…、私は予定どおりお墓参りして
平穏に帰ってきたいけど…」と呟く。



「え〜、だってさ
旅にハプニングはつきものだし
計画どおりのツアーなんて
YouTubeで映像を見るのと
たいして変わんないじゃん。
  


証拠写真と、行ってきたぞ!って
思い出なんて、すぐに色褪せるけど
 
何年経っても記憶に残る
ドキドキ・ハラハラ・ワクワクのほうが
場合によったら一生の宝ものだよ!!
 


予定調和な人生なんて
年をとって瞳の輝きが消えてからでも
十分 間に合うから」


そんなふうに思ってしまった。
 
  
いや、たぶん口に出していた(爆)。

 


そんなんだから
外国の山奥で、野宿するかの瀬戸際
ヒッチハイクすることになったり
 
 
自分が主催する企画は
ハプニングも多かったりする。
 
 
主催者のくせに寝坊したり
反対方向の電車に乗ったり
上映会に肝心のDVDを持って行き忘れたり。
 
 


いつも受付や裏方をしてくれた
平穏を願う彼女は、
時間どうり間違いなく現れて
安定のフォローをしてくれたのでした。
   
 
「あぁ、また きらちゃん
やらかしたのね」うふっ
 
 
なんて思っていたかどうかは
知らないけれど、耐性もついてきて
わりと楽しんでいたような気もする。
  
(だといいな)
 


そんな… 価値観の違う2人だから
あうんの呼吸とはいかないけれど
案外、補い合っていたのかもしれない。
  
   


人生、楽しんだもの勝ち!!
と思っているけれど
 
 
なにをもって楽しいとするかは
ホント人それぞれなので。
 
 
単に、常識や世間体に
凝り固まっているだけのこともあれば
穏やかで静かな愉しみかたもある。
 
 
けど、どんな人の中にも
子どもの頃の無邪気な遊び心は
残っているはずだ。

  
 
そこの蓋を開け、思い出すことで
目覚めてくる才能や可能性
 
喜びの質が厚みを増し
世界が広るんじゃないかな〜
 
というのは、けっこう本気で思っている。
 

私と同じである必要は1ミリもなく
その人にとっての冒険
純真で無垢な頃の再発見、である。

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