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虹色黄鉄鉱

銅や鉄などの金属を含む鉱物は、表面が酸化することで虹色を呈することがあります。

これはビスマス人工結晶が虹色になるのと同じで、酸素と反応して酸化膜ができ、これが光の干渉(薄膜干渉)で色づいて見えるものです。

わざと酸で処理している場合もありますが、この黄鉄鉱は空気中の酸素と反応してできた天然のものです。

大きな面はグラデーションとなっています。

小さな結晶部分はキラキラと輝き、虹色ミラーボールのようです。


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