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小さな博物学日記

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2020年1月1日より、毎日、写真日記・絵日記を書きます。 長い記事は「きらら舎一号館」にまとめていますが、こちらは記録や説明のための写真ではなく、1日1枚。思いを込めて撮影し…
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2020年11月の記事一覧

雲と光のレビュー

町は毎日どこかで古い家や店が取り壊されて、新しい建物が作られています。 街路樹はちょっと…

しっぽの長いお客さま

カフェの周りにはのら猫がたくさんいます。 暖かい日には裏の公園で昼寝をしていたり、ランチ…

鉱物万華鏡/秋の晴れ着

今月は神社にたくさんの晴れ着の子供が来ました。 例年より煌びやかで明るい色の晴れ着が多か…

ワイルドストロベリーの芽

若い頃、ウェッジウッドのワイルドストロベリーシリーズに描かれている野 いちごの絵が好きで…

大きな蛍石を割る

鉱山採掘やミネラルショー、世界の物流が滞っているので、新しい標本の入荷がだんだんと難しく…

水晶の氷山

人工蛍石も人工水晶も原料は天然の鉱物です。 不純物を多く含む天然石を溶かして、再結晶させ…

ヒマラヤの蒼いケシの種

ヒマラヤの蒼いケシと呼ばれるメコノプシスの種が届きました。 メコノプシスにはいくつか種類があり、今回はベトニキフォリア。 グランディスよりも少し青色は薄いようですが、この花の色は環境によって変化するので、少しずつ酸性土壌にしてみようと思います。 届いた種はこんなに少し。 袋には3~4月が種蒔き時期と書かれていましたが、適正温度は13~15℃なので、今の時期に蒔いて数日冷蔵庫に入れてから屋外に出す作戦を試みることにしました。

アオツヅラフジの種蒔き

秋の樹木の種蒔き。 今年はアオツヅラフジも買いました。 果肉が付いたままの青い実で到着し…

目指せ!四つ葉のクローバー!!

先月、種を蒔いたシロツメクサの芽がずいぶん大きくなり、小さいけれどち ゃんと三つ葉になっ…

お土産のクンショウモ

屋上実験室に、お客さまがありました。 シオミズツボワムシを取に来られた方です。 本当は、…

タイドプール水槽の常連くん

タイドプール水槽に出現し、そのまま数年維持している生物がいます。 勝手に無腸類だろうと決…

病院のどんぐり

大きな樹も初めは小さな種から芽を出したのです。 それである時、その大木の生まれたての芽を…

樹木の種を植える季節になりました

秋になると樹木の種屋さんが販売を開始します。 今年は何を植えようかと数か月前から考えて注…

ソーダ味がしそうな蛍石

メキシコ産の蛍石を壜に詰めてみました。 このまま光に翳すとクラック部分がキラキラと輝きます。 蛍石の結晶の形がわかるような標本ではなく、大きな塊を砕いたものですが、絶対ソーダ味がしそうな、そんな涼し気な欠片です。 ブラックライトで紫色に蛍光します。 メキシコ産にはもう少し緑がかったものも多くありますが、この水色は特にきれいです。 透明度が高いので、差し込む光の角度によって、クラック部分に虹が浮かぶ欠片もあります。