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フランスで所得(les impôts)を申告する

今日はきら⭐️です。

先日、初めて税金(impôts)を申告してきたのでその流れ、内容についてをお話しします。

12月末の時点で6ヶ月以上在住している外国人は確定申告をする必要があります。わたしにとっては初めての確定申告でした。申告時期は5月ですが、地域によって少しずつ違います。基本はネットで申告ができるのですが、昔は初めての申告者は役所に出向く必要がありました。現在は初めてであってもネットで申請できるようですが、わたしは手続きの仕方を教えてもらいたかったのと、しっかりと手続きが行われるのを確認したかったので、ドキドキしながらナント市内のcentre des finances publiquesに行ってきました。

わたしのところのles impôts の営業時間は平日の8:30−12:00。さすがフランスという感じ。たくさん並んでいるのかな?と思ったのですが、朝9時と空いてすぐだったこともあってそんなに並んでいませんでした。

役所の人の対応が悪いことで有名なフランスですが、入るとすぐに若い受付のお姉さんに笑顔で順番待ちのチケットを発行してもらいました。5分とたたないうちにわたしの番が来て、係の方に用紙をもらい説明をしてもらいました。こちらの用紙に必要情報を記入していきます。

https://www.impots.gouv.fr/sites/default/files/formulaires/2042/2024/2042_4825.pdf


こちらはあくまで2023年の申請の用紙ですので、来年は使えません。

2点質問をされました。一点目は独身か結婚をしているか。わたしは独身なので書くところも少ないです。二点目は学生かどうか。学生の場合は稼いだ額が一定額以下の場合は申告が免除されます。わたしは一応書いたのですが、係の方に必要ないよと消されました。

2024年の申告は2023年12月までに稼いだ給料が対象になります。二つ以上の会社働いた場合は合計を合算します。どこをみるかというと、cumul net imposableのcumul année という欄です。例としてわたしのお給料の欄をお見せします。

まるの部分を書きます。

Cumul annéeの12月のところに一年分が合算されているので、12月の給料明細を見る必要があります。

用紙のほかに、申請する書類がわたしは3つありました。用意する書類は個人によって変化するのでご確認ください。
1、justificatif d’identité パスポート
2、justificatif de domicile
3、identification bancaire

パソコンと印刷機がすぐ横に置いてあるのでそこで印刷できますが、人が多いとすぐに使えないので用意していくとスムーズです。

この書類を合わせて提出すれば完了になります。稼いでいない、独身などの条件もあるためですが、思ったよりもとっても簡単でした!

海外での行政手続きは難しいですが、参考になれば嬉しいです。

きら⭐️

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