見出し画像

死ぬ前にやりたいことリストのその後

以前に書いた死ぬ前にやりたいことリスト、何を書いたか、その後どうなったかを書いてみる。

前回は、そもそもやりたいことが見つからない状態だったもんで、人の欲求分類を調べたところまで。その分類に合わせて、書き出した。

まず、旅

これが一番かと思いきや、全く思い浮かばない・・・
だいたい行きたい所=何かしたい、見たい所。その源がないので苦戦。

とりあえず、親が死ぬまでに行きたいと所望する場所に連れていく、という親孝行を装った他人任せなものを一つ書き込む。
そうすると、割と親があちこち行きたがる人なので、面倒くさくなって、47都道府県一度は足を踏み入れる、という物も書き加え。
そこから、じゃあ都内在住なので、という発想で山手線各駅下車も追加。

こんな感じで重複しているような項目も含めて8個ほど作る。
「足腰強い間に階段が多い寺社仏閣に行く」もある。お遍路か。

次に、とっかかりやすそうな「(知的)好奇心を満たす」

これは死ぬ前にやりたいことをやろうとしている映画「最強のふたり」「最高の人生の見つけ方」を見ていたら、どちらともスカイダイビングを入れていた。それで「そうか、スカイダイビングいれよう」と。パクリました。

ついでに、空の次は海かと。愛車とともにフェリーに乗ってみるを追加。
スキューバダイビングじゃないのが私らしい。

そしてやはりここには落語。創作落語?らしきものを作ってみる、落語に出てくる場所を歩く、なども入って、この枠は10個ほど完成。

そしたら、続いて外せない「仕事・お金」

死ぬ前にやりたいこととして、真っ先に出てきた「死ぬ前に仕事は辞める」。ドラフト会議でいえば一巡目指名。これは入れないと。
その前に「退職・転職をする」。でもって、サラリーマン経験で痛感した「IT業務に強くなる」。「自分の感性・倫理観に合わないことを我慢してまでしない」

一方でお金は、どうせなら「生きたお金の使い方をする」。お金様が「こやつのところに来てよかった」と思える使い方をする。その一つで継続的な寄付、これは「社会貢献アクティビティ」にも繋がる。

一番厄介な「自分の理想の追求」

まず理想がない。
ここは弱点克服だろうと「平常心」「嫌なことも笑いに変える」を加えるも、後が続かず・・・

うんうん唸りながら捻りだした。
好きなものに囲まれる」、これは家族・友人との触れ合いも含まれる。
「好き」繋がりで「好きな気持ちを大切にする」。大人だから、○○だから、という括りを自分に作らない。「好きと思ったものは好き」。

こういった書き出しをしていって60個までは書けた。

今の時点で・・・

とある感染症の影響で、真っ先に「旅」項目はダメになってしまった。
が、バーチャルでカバー。あつ森で公式島を渡り歩くということで、自治体の島を見て、リアルで行きたい所リストに追加。

家族や友人とは直接の触れ合いはなくとも、オンラインでカバー。
社会貢献の献血も、2020年に入ってからできていない。アルコール消毒で手がかぶれ、裂傷ができやすくなったため。(裂傷から菌が入る可能性があるということで、献血のNG項目になっている)
そこは寄付や食堂のテイクアウトを増やすことで、個人的にカバー。

一番のダメージは好奇心のところ。スカイダイビングもフェリーも延長。
体を使った活動は出来なくなった。ただ、オンライン配信になった講演会を聴くなど、頭でっかちになるかもだが、知的好奇心は満たしている。

そして「自分の好きを大事にする」「自分の感性・倫理観に合わないことを我慢してまでしない」

リスト作成時は、「とりあえず書こう」で抽象的に書いていただけ。
しかし今回の決断には、この2つがその時から地下水のように流れていて、表面に出てきた気がする。そう思えるぐらい繋がった変化が出てきた。

「書くことで願いが叶う」という話も耳にするが、素直に書き出すことで、本当に望むものが顕在化して、知らぬ間にその方面に向かっていけるのかもしれない。

七夕は過ぎましたが、素直に願望を書いてみるのはオススメです。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?