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【試み】死ぬ前にやりたいことリストを作った話

それなりに経験しているにも関わらず。直近の人生を「薄っぺらい」としか形容できなかったワタクシが、友人の誕生日プレゼントを探していた時に「死ぬ前にやりたいことリストを書くノート」と出くわしたことから始まった、自問自答の末に自分を肯定しようと重い腰を上げた話である。

それまでのワタクシ

生まれてからずっと田舎育ちが、就職とともに相次ぐ業務転換、数回の都会への転勤まで経験することとなり。最初の頃は不慣れと不安に負けていた。ある種のホームシック、夕日に向かってCome back!! sweet hometown!と叫んでるような心境。
忙しさを裁いていることが生きていることになっていたもんで、産業医面談にも良く引っ掛かり、「楽しみは?」「やりたいことは?」の問いに返せない日々。

映画にもなった「死ぬまでにやりたいことリスト」であるが。
病で死にかけた経験もあったが、「やりたいこと…(沈黙)」と、自動で思考停止になってばかり。というか、「死ぬまでにやりたいことをリストできる人は、そもそも死を考えなくても、息するように動いている」と思っていたし、「明日、1週間後、1年後…に死ぬとしたら何したい?」という問いには、真っ先に「仕事辞めてゆっくりしたい」しか思いつかなかった。

なんとなく、とりかかってみる

友人には結局別のプレゼントを用意したが、それ以来、例のノートがチラついてしまったのと、同じぐらいのサイズ・厚みのただのノートを貰ったので、不意に思い立って書こうとしたが…

まったくもって筆が進まない。筆を握る気も失せている。

考えるのも嫌になって、ノート開いては放置、開いては放置を繰り返し…

ある日、某鉄道CMのノリのように「そうだ!Google先生に聞こう!」と。
ここに思い至るまで2か月無駄に過ごしていたと思う

人のやりたいことは大概、分類できるらしい

Google先生経由で、この手のソースを漁り、だいたい人間のやりたいことは7つほどに分類されるということに行きついた。

項目はソースごとによって若干異なるけれども、だいたいこの7つ。
(あくまでワタクシ調べ)

1.「旅」
物理的に自分が行きたい所、あるいは場所は定まらずとも、「某電車に乗りたくて○○へ行きたい」と目的を有するまたは経由する場合も含む。

2.「健康・美容の維持・促進」
自分の体に関すること。男女問わずダイエット、脱毛などの見た目への向上心。持病や要改善の症状の克服。趣味的なスポーツや運動も含まれる。

3.「家族・恋人・友人」
今いる家族・友人・パートナーとの過ごし方の改善・充実。またこれから新たに形成すること。親孝行、婚活、女子会など。

4.「仕事・お金」
やりがいのある仕事、不足ではない人間関係といった、就業の充実。
成果としての報酬の増額、余裕のある暮らし…といったところ

5.「社会的貢献としてのアクテビティ」
寄付やボランティアだったり、自分なりにエコに配慮した生活をするなど、社会の一員であることを実感できる活動・体験。

6.「(知的)好奇心を満たす」
自身の好奇心に素直に行動すること。オタクと言われるほどでなくても、興味を持ったことを追究・追求。今でいうなら推し活動もこのカテかいな。

7.「自分の理想の追求」
いわゆる「なりたい自分になる」ということかな。
ここが一番曖昧だけども、他のカテを見る限り、「理想の自分が持つであろう性質の追求」「全般的な成長」といったところか。

思ったこと

カテゴリをここで改めて書き起こしたが、完全独立したカテゴリはなく、どれもが微妙に重なっているというか、どっちにも取れるケースあるよね、と。まぁ、そういうグレーゾーンもひっくるめて人間なんだろうな、と謎の寛容さで納得したが。

このカテゴリを基に作り始めたのだけども、長くなったのでそれはまた別途。

そして気付いた。私はすぐに調べてしまうということに。




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