丸坊主の木

思ったことがある。

俺は自身は季節で言えば暖かくなる季節、春夏が好きなんだけど、木を見るなら冬がいい。丸坊主の木を見るのがいい。

春になって枝に芽吹いた葉っぱが風に揺られてる。そんな景色を見てもなにも惹かれるものがない。木が嫌いになったわけではないけど、なんか騒々しく感じるのかもしれない。

冬の間は、そんな丸坊主の木を見て早く春になってふさふさな木を見たい、と思っていたけど、今は全然思わないし、なんなら全部むしってやろうかと思うくらい。もちろんそんなことはしないから安心してね。

きっと、一人でいたいっていう心理はぶれていないんだろうな。

花も花束よりも、一輪咲きしてる花の方がまじまじと見ることが多い。常に主役でいたくて、目立ちたいんだろうな。としみじみ思った今日この頃。

面白いのはここからでさ、ちょうどこれ書いてて思ったことを書くね?

要は、木になりたいけど葉っぱが覆い茂ってるのは嫌なわけ。でも葉っぱが覆い茂っているから目立つわけじゃん。紅葉とか花見とかはさ。

てことはだよ。一人で目立つこともできないんだよなって。

そしてそれを具現化したかのように、俺は自分のアピールの仕方がわからないし、人任せにすることが多々ある。目立ちたいくせにね。そして枝が四方にいくように、次から次へと興味がうつりゆく。ただ今やってる音楽は太く太くなっていくと思っている。真っすぐ上に上に。

その中で楽器とか、デュエットとかバンドとかあるかもしれないけど、きっと一時的なものなんだろうなって思っている。

だって俺が一番目立ちたいからね!

もっともっとクリエイティブなことに頭がおかしいんじゃないの?って褒められるくらい突き抜けたいもんだ。

パオバブの木みたいに太く大きく長寿にそして、実はすごいんだよって。


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