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風に吹かれて生きる”物来順応”

福岡にきています。
人生で2度目。

1度目はもう、13年まえ。
志賀島に立ち寄っただけでした。 

シータヒーリングのセミナーだったのですが、
えらんだ場所は、祇園駅の近く。

福岡出身の知人とやり取りしていると、
祇園なら、
広田弘毅元首相のお墓が近いということでした。

それならと、翌日、
広田弘毅元首相が眠る聖福寺へ。


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これに先立って、大学時代、
「落日燃ゆ」を読んで、
元首相のありかたに感銘をうけました。

夏休みアルバイトで、広島からはるばる北海道へ。
札幌で、北大キャンパスに立ち寄って、そこで、
終わりの場面まで、読み終わりました。

それからずっと、
元首相は、私の心の師匠のような存在で。

小説なので、
脚色されてはあったのでしょうが、
どんな難局がきても、「風車のように」に処すという、
元首相の姿勢が印象的でした。

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過度に抗うことなく、
粛々と、すべきことをする。
時期でなければ、時期を待つ。
 
風がふけば回って、
風がなければ止まる。
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小説に影響され、
元首相のような外交官にあこがれて、
外務省の専門職員の試験を受験しました。

教育学部にいたのですが、
素直に教員採用試験を受ける心境にはなくて。

結果は不合格でしたが、
二次試験の会場が外務省だったので、
外務省を体験できたのが、とてもうれしかったです。

また、
同じころドキドキしながら
はじめて、深夜の映画館で
オールナイトの映画をみました。

そのときの映画が「東京裁判」でした。

連合国が戦争の犯罪人を決める裁判で、
元首相は、弁明をしなかったのです。
いっさい。
 
すべてを引き受け、抗うことなく。

元首相は、7人いたA級戦犯のうち、
たったひとり、文民で、死刑判決を受けました。
 
風車のまま、
ゆるやかに、落ちてゆく。

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あらためて調べると、
元首相の座右の銘は【物来順応】とのこと。

まさに「風車」だなあ、と。
さらに調べると、
元首相の誕生日は2月14日でした。

【水瓶座】生まれ。

「物来順応」「風車」って、
風のエレメント・水瓶座の元首相が、
風の時代のありかたを、
示してくださっていたように感じられました。
 

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私はふだん、東京にいて、「池袋」の占いの館に
待機しています。

元首相が処刑された巣鴨プリズンは、いま、
「池袋」サンシャイン60となっていることを、
最近知りました。

6~愛~
 
戦いによって決着した何かは、
愛に昇華したのだと、信じたいです。

「東京裁判」でみた、巣鴨プリズンのそばで、
いつの間にか、
時間を過ごしている不思議。
 


そして。
 
このたび、私とパートナーは、
文京区の東大ちかくにお引越ししました。

パートナーの「東京に住むなら文京区がいい」
の言葉で、
山手線で降りたことがない駅ナンバー1だった
駒込駅でスタートした家探しは、
 
あっさり、最寄り駅が東大前駅の
古い一軒家の2階で決まりました。

決まると
このお引越しが、
パートナーの、
そして、パートナーの亡きお父さまの
東京への想いを汲むものであることが、
明らかになってきました。
 
と同時に、ふと、
私の細胞に刻まれた
明治~戦争期ごろの想いによる、
引き寄せなのかもと感じました。

明治以降、東大出身者は、おおく
政界で活躍しています。

広田弘毅元首相も、東大出身。

東大まで徒歩圏内の場所は、
かつて、元首相たちが、
学生時代を過ごした足跡があるのかも。

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また、一方で。

占いで、特攻隊の想いにつながる
男性のお客さまに
お逢いすることもしばしば。

パートナー自身、特攻隊として、
飛行機にのっているシーンの
記憶があるといいます。 

私が、鹿児島の知覧を訪れたこともあります。

高校の時、日本史の先生が、
いきなり、もう古い時代は
さんざん習ったでしょうからと、
明治時代のページから、
授業をはじめたのこともありました。

明治~戦前までにまつわるもろもろの想いが、
東京で引き寄せあい、
時間をこえて、たゆたっているような、錯覚。
  

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シータヒーリングに携わる者として感じること。

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細胞、DNAに刻まれた情報による
引き寄せをおこしながら、
ひとりひとりが、
自分にまつわる想いを、癒やしていく。

自分を起点として、
先祖の想い、集合意識に刻まれた想いが、
深く癒されて、
地球のエネルギーは、いっそう、
かろやかになっていく。
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シータヒーリングのセミナーで
掘り下げワークでも、
いろいろな過去の想いに光があたっていきます。

 
いえ、
ワークに限らず。

自分に向き合う、自分を内観する、
自分を癒やすと決めて行動すれば、


ワークをしようとしまいと、

自分という存在に向き合っていく
出来事が、引き寄せられてくる。


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ひとりひとりは、ただ、
「物来順応」し、
自分のところで起きた出来事に、
真摯に向き合えばよい。
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日本ではじめての禅寺とうたう
聖福寺の境内で、
やさしいエネルギーにつつまれながら、
そんなことを感じていました。




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