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5月12日(水)〜5月18日(火)までの雑記

5月12日(水)
諸事情あり、1時間半睡眠で朝から電車に乗って整体へ。紹介を受けて、おそらく人生初整体。先日の撮影ラッシュを経て使い物にならなくなってしまった右手人差し指と左足親指(24時間ずっと痺れている)、そしてガチガチになってしまった首と肩のことを信頼できるお姉さんに相談したところ、個人でやってらっしゃる女性の整体師さんを紹介された。

予約した時間に指定されたマンションの部屋の呼び鈴を鳴らす。緊張しながら1時間半ほど施術を受けた。不思議な整体だった。身体という積み木もしくは立体のパズルを、一つずつ調節していくような施術だった。自分の身体は「身体」という一つの物体でしかないと今まで思い込んでいたが、「身体」というものの中に臓器や骨などかあり、それが複雑に組み合わさって私という身体ができているのだという至極当たり前のことを知った。それを体感した、不思議な施術だった。

施術が終わり部屋を出て、「そこまで身体としては変わらないもんなんだなー」と思いつつ駅まで歩いていると、とあることに気がついた。看板の文字がよく読める、ようになっている。私の酷い乱視が一時的に治って、突然視力が上がっているということに気づいた。なんだこれ?変なの。よくわからないまま帰宅した。指の痺れは少し良くなっていた。

帰りの電車の中でぼんやりと友人のことを考えていたら、帰宅したところでその女の子からメッセージが届いた。嬉しいテレパシー。彼女は海外よりも遠い国内の島に行ってしまった。いつも現住所が違うのでなかなか手紙が送れず、しかし今回の島暮らしはそこまで短期でもなさそうだと思い「手紙を書きたいので現住所を教えてください」とメッセージを送った。彼女はすぐに返事をくれた。住所とともに、気持ちの良い景色と彼女の手と爪の写真が送られてきた。
「今こうして爪に貝殻を貼って遊んでいました。りなさんの今日1日がおだやかななものでありますように。」というメッセージ。なんだか心がほどけて、そのまま長い昼寝をした。夢のない静かな眠り。


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