てんど
私を縛る最も強い鎖は血液である
たえまない音で私を苛む
熱く燃えて眠ることを許さない
怒りに震えて駆け巡る極小の星々
かたつむりに家を借りたい
薔薇の棘の下で息をひそめていたい
海の底で砂に潜りたい
目も耳も鼻も持たない人々の中で暮らしたい
家具のない部屋で凍えて眠りたい
鋭い目で見知らぬ人を殺したい
廃屋の電気コードで
痛みを縛り上げ
風呂釜に放り込んで二度と振り返りたくない
私を縛る最も強い鎖は血液である
たえまない音で私を苛む
熱く燃えて眠ることを許さない
怒りに震えて駆け巡る極小の星々
かたつむりに家を借りたい
薔薇の棘の下で息をひそめていたい
海の底で砂に潜りたい
目も耳も鼻も持たない人々の中で暮らしたい
家具のない部屋で凍えて眠りたい
鋭い目で見知らぬ人を殺したい
廃屋の電気コードで
痛みを縛り上げ
風呂釜に放り込んで二度と振り返りたくない