妊娠は痛いよ

現在臨月。1月に妊娠がわかってから、痛いことがたくさんあった。「出産は痛いもの」という認識はあったけど、妊娠中もこんなに痛いことがあるとは知らなかった。無知なまま妊娠した自分の備忘録として書く。

まず経膣エコーが痛い。経腹になってからは検査が楽しみになったけど、妊娠初期の経膣の間は憂鬱だった。

膣から粘膜採取するタイプの検査(3〜4回あった)が痛い。膣に何かが入るのがとにかく苦手だ。

血液検査が痛い。腕に針を刺されるのももちろん苦手だ。これも3〜4回あった。でもずっと知らなかった血液型を妊娠を機に知ることができて嬉しかった(B型かAB型だろうと思って生きてきたけどA型だった。知ってからしばらくは、なんだかきっちりした性格でいた方が正しいような気分にさせられた)。

お腹の張りが痛い。毎回ではない。これは全然痛くない人もいるんだと思う。

頭が痛い(持病の偏頭痛が妊娠に伴って悪化。これにより通常より3ヶ月以上早く休職になった)。

腰、背中、肩、恥骨、足の付け根、足の裏が痛い。お腹が大きくなればそれを支える身体に負担が行く。横になるとふくらはぎをつりやすくなって、それも痛かった。

胃が痛い、喉が痛い(妊娠後期)。子宮が大きくなって、胃を圧迫することに伴うもの。胃酸が上がってくるので喉まで痛くなる。地味につらい。

前駆陣痛(実際に出産となる陣痛ではなく、その数週間〜数時間前に起こる陣痛)がめちゃくちゃ痛い。本陣痛が怖くなるレベル。個人差があるけれど、私の場合は下痢のような痛みでトイレから出られない。

膣に直接入れるタイプの抗生物質の投薬がめちゃくちゃ痛い。やはり膣経由のものは苦手だ。

子宮の成熟度確認(子宮の穴が赤ちゃんを産める状態の大きさに変化してきているか確認するもの)がめちゃくちゃ痛い。これは私の通っていた病院では37週以降に行うものだった。

以上がざっと思い出して書いた痛みの記録です。もちろんこの後の分娩が一番痛いに決まってるけど、それに至るまでにも痛いことってたくさんあるんだよね、ということを忘れないために。

尚、分娩については無痛分娩です。じゃなかったら怖くて怖くて毎日眠れないような気がする。

それでもなにより、今日もお腹の子が元気であることに感謝。出産まであと少しがんばろう。



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