姉が涙した名前の由来

お題

あっちゃんの2歳年上の姉の名前は「美代子」。

どこにでもいそうな平凡な名前だが、つけた理由にビックリ!!

両親にとって初めての子供の誕生に浮かれていて、名前をつけ忘れていた。

そして、気がついたらお役所に申請する日となってしまったのだ。

慌てた両親が咄嗟に思いついて、付けた名前が「美代子」である。

それにはちゃんとした理由が存在していた。


生まれたときの、体重・・・。

3450g。

そう!!

数字を読み取って「345」「345」「345・・・。」

お姉ちゃんの生まれた時の体重・・・。

3450g!!

中学生で初めて聞いた「自分の名前の由来」に、滅多に泣かない姉が泣いた。ビックリした!あの最強に強い、ヤンキーだった姉が泣いていらっしゃる。

よくありそうな由来だと思うんだけど、違うのかなぁ!?

ちなみに、あっちゃんは生まれてくる寸前まで病院の先生に「男の子」と言われていたため、生まれてきてまたもやビックリ!!

男の子の名前しか考えていなかった両親は、これまた慌てたらしい。(笑)

「ゆうじ」とつける気でいたらしいが、新しく引っ越す建築中のお家のご近所さんに「裕子」ちゃんがいた。思いついた「真由美」ちゃんもいた。

意味不明なままに、あっちゃんの名前は「敦子」と名付けられた。

それなのに、生まれてきたときの体重だって、意味不明なあっちゃんより数百倍幸せだということに、姉は未だに気付かない。

お姉ちゃん乙!!

#名前の由来 #名前#涙

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