キラキラしている人がまぶしくてちょっとしんどいあなたに【3】 #キラキラしなくてもいいんだ
「自分も同じだったよ」と話す、キラキラコンプレックスを経験した先輩たちからのメッセージ。心からの共感とともに、一回りたくましくなった背中が見えませんか。キラキラコンプレックスの前後に、どんな変化があったのでしょう。
こちらの記事の続きです。
コンプレックスから得た気づき
キラキラしている人を見て、ちょっとしんどくなったそのときに、自分のなかに「何か」を見つけたという人もいました。
他の人を見て感情が揺れ動く。そのときはちょっと、しんどいこともあるけれど、そこには自分を理解するヒントが隠されているのかもしれません。
まわりの誰かではなく「過去の自分」と比べられるように
まわりの人の良さを十分知ったうえで、自分の成長にもフォーカスできるようになれたという声も。自分は自分のペースで歩んでいくんだ、と思えた人は強いですよね。
悩むのは、前に進んでいるからこそ
キラキラコンプレックスは、これまでと違う自分になろうとするとき、これまでと違う世界に手を伸ばそうとしたときの、成長痛みたいなものなのかもしれません。
その痛みは、頑張っているからこそ。そして今まさに成長しているからこそのもの。痛みに立ちすくむのではなく、そっと抱きしめて、少しずつでも前に進む糧としていきたいですね。
ここまで読んでくれたみんなに伝えたいことがあります。似たような経験があって目に留まったのかもしれないし、もしかしたらキラキラコンプレックスの真っ最中かもしれない。
そんななか、何とかしたくてこのnoteにたどり着いたこと、見つけられるような行動をとった自分に拍手を送ってほしいです。もうすでに、一歩を踏み出しています。
ここまで来れたあなたなら大丈夫。「先輩たち」のメッセージを参考にゆっくり休んだら、またマイペースに歩んでいきましょう。
さいごに(お礼とお願い)
このプロジェクトを発足したきっかけは、がんばる人たちの「みんなの活躍がまぶしくて落ち込む」キラキラコンプレックスを減らしたいという小さな思いつきでした。
Twitterでメッセージを募集したところ約100件の投稿が寄せられ、その反響の大きさに驚きました。私たちが思っていた以上に、この現象について「どうにかしたい」を感じていた方が多かったということでしょう。
みんなの心あたたまるメッセージに何度も胸が熱くなりました。寄り添う心を持った優しい人たちのコミュニティだと改めて実感しました。たくさんのご参加、ありがとうございました。
このメッセージたちが距離と時間を超えて未来の後輩へ届くようにnoteへまとめました。悩んでいる仲間がいたら、このnoteのことを教えてあげてください。
そしていつか誰かがこのプロジェクトをアップデートしてくれることも、ひっそりと期待しています。
最後に、みんなへお願いです。
このプロジェクトを通して、みんながこんなにも優しい想いを内に秘めていることを知りました。どうかその気持ちを出し惜しみしないで、もっと伝えてほしいんです。
「私なんかが言ってもしょうがない」なんて思わずに言葉にしてください。みんなが思っている以上に、その言葉には誰かを元気にする力があります。
うまく言葉にならなくても大丈夫。「分かるよ」「私も同じだよ」と寄り添うだけでいいんです。そうしたらプロジェクトなんてやらなくても、キラキラコンプレックスの人は減っていくはずです。人知れず心折れて立ち去る仲間を減らせたらいいなと思います。
このnoteが、落ち込む人と寄り添う人の背中を優しく押してくれることを願っています。
2022年5月14日 キラキラコンプレックスの会実行委員会
ライター:くぅこ(優) イラスト:yuka
実行委員:カナ・ケーナ・ちぴ・ともよ
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