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IC蟹座と月蟹座の人の共通するものは家族、安心できる場所

ホロスコープでアングルと呼ばれるものがあります。これは、『人生の2つの柱』と言われるほど重要で縦と横の十字の軸で人生を大枠をとらえる事が出来ます。〈アングルにはASC(アセンダント)、IC(イムム・コエリ、アイシーと呼ばれます)、DSC(ディセンダント)、MC(エムシー)があります〉

今回はIC蟹座、月蟹座に関して書かせていただき、アングルに関しては改めて記事を書きます。

あるお客様で家族関係の事で大変苦しく感じている状態と言われる大学生の方がご相談にいらした事がありました。

話を伺うと、その方は4人兄弟で上から3番目だったそうですが、お母様は非常に厳しく毎日何かしら注意されることが多く、上の二人は言い返したりしていたようですが、その方は言い返す事が出来ず子供の頃から家の中は緊張感があり、びくびくされていたようです。兄弟が多い事もあって、「必要なものは自分で購入したい」と説明してアルバイトは何とか認めてもらったものの、家では窮屈な思いをしているとの事でした。とても明るかった彼女は、いつの頃からかスッキリしない、モヤモヤした感覚を感じるようになっていたそうです。

彼女のホロスコープには人生の土台(基礎)になる部分ICには安心出来る家族、癒される家を表す蟹座があり、彼女の心が望んでいる物を表す月星座は家族や仲間を大切に思い、相手の気持ちに寄り添おうとする蟹座がありました。

彼女が言い返す事が出来なかったのは、「相手の気持ちを汲み取ろうとする月星座蟹座が働いているから」という事、彼女にとって「土台となるのは安心できる場所や空間、安心できる家族や仲間」という事を伝えました。彼女は「そうなんですね、私は家にいたほうが良いのでしょうか?家を出て友人と一緒に住もうかと思っているんです」という事を言っていました。彼女はその友人からルームシェアを提案されたことを話していました。幸い4人兄弟はそんなに仲が悪いわけでもないそうで、母親と言い合いになってしまった時の二人は怖いけれど、上の二人は言い返さない彼女の事を心配していたようでした。それでも彼女自身が家を出る事を決心できず相談に来たとの事でしたので、ICの土台となる部分を整える事の大切さ、月を満たす事によっての他の天体への影響を話したところ、自分で決断できたようでした。

実は私自身がIC蟹座、月蟹座なのでホロスコープを見て「家から出て自立する事をすすめよう」と思っていましたが、月星座蟹座は自分の気持ちよりも周りの気持ちを優先させてしまいがちで、彼女の話し方にはそのような雰囲気が見て取れたので、アプローチの仕方が重要だと感じました。

これは私自身がなかなか切り離して考える事が出来ず、長い時間悩んでしまった事なので、彼女には早い段階で気付いてほしい、そして自分でしっかり選んでほしいと思いました。

物事の始め方、第一印象、対人関係や社会的役割の事(アングルから分かる事)などを説明し、うまくその要素が働いている時と働いていない時などの行動もあてはまっているとの事でした。

今回はIC蟹座、月蟹座に関して私にも当てはまっている事を話し、彼女に許可を得て少しだけお話しさせていただきました。私も「私の居場所」「家族」のワードはかなり前から言っていましたが、彼女も「安心できる家族や家が大事だな。私が頑張らなきゃ。」と時々思っていたと話していました。この件で蟹座を持つ方の優しさや母性を改めて感じましたし、星をうまく使いこなす事の必要性を感じた出来事でした。

IC、月を満たす事は改めて大切な事だと感じました。


参考にしていただけたらありがたいです。


最後まで読んで下さってありがとうございました。

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