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片付け、掃除が面倒な人へ

タイトルは、まさに私のことです。
とてもズボラで、めんどくさがりな性格なので、ほうっておくと無限に散らかすことになります。かつて、ガラクタに囲まれ、ほとんど掃除せずに生活していました。

現在はだいぶ片付けができるようになりましたが、より暮らしやすくなるように、日々片付けや掃除について考えています。

片付けができなかった私ですが、約10年前に片付けについて考え始め、色々な片付け本を読み試行錯誤し、辿り着いた答えはシンプルな物でした。次の通りです。

片付け、掃除のルール

①物の住所を決める。使用したら、必ず決めた住所に戻す

②床には物を置かない。絶対に(家具、家電は除く)

③掃除のルーティンを決める

どれも片付け、掃除に関する本に書いてあることなので、目新しいことは特にありません。

今までの私は散らかし放題、汚れ放題にしておいて、精神的に限界に来た段階で大掃除を行う、ということを繰り返していました。
限界まで散らかしているので、当然時間と労力がとてもかかります。ゆえに片付けと掃除が嫌いになります。

片付けと掃除は面倒な物と捉えてしまっている為、せっかく大掃除をしてもだんだんと散らかっていき、掃除も滅多にしない(できない)という無限ループにはまりこんでしまいます。

きっかけは忘れましたが、ある時気付きました。限界まで散らかってから大掃除を始めるより、小まめに片付けと掃除をした方が楽なんじゃないか。
それに気付いてから、徐々に片付けと掃除の頻度を上げていきました。やっぱり小まめに行った方が楽でした。
一日に何時間もかけて掃除を行うより、毎日数分行った方が楽ですよね。

何より、常に部屋が片付いた状態なので、この状態をキープしたい、という前向きな気持ちで片付けと掃除に取り組めます。
今までのように、部屋が汚いから渋々片付けを始める、というマイナススタートではなくなったのです。

そして、上記①〜③のルールを徹底するに至りました。

ルール① 物の住所を決める。使用したら、必ず決めた住所に戻す

昔の私がそうでしたが、物の住所を決めていないと、あちこちに物を置くことになります。ダイニングテーブルや椅子、ソファ、ローチェストの上、ドアノブに物をかける…
これが地獄の始まりです。とりあえず何気なく置いておく、地獄はそんな状態から確実に忍び寄ってきます。

例えば、帰ってきたら鞄は収納のここにしまう、脱いだコートやジャケットはハンガーにかけて、クローゼットにかける。このように場所を決め、すぐに行動に移します。

ちょっと鞄をソファに置いておこう、椅子の背もたれにコートをかけておこう、これは余計な一手間ですし、明日までこのままでもいいか、という気持ちになったりします。

文具などもそうです。ペン、のり、テープの場所が決まっていないと、リビングにあったり寝室にあったり、書斎にあったり。どこに行ったかわからない、文具たちはあてどなく転々と移動することになります。

使ったら決められた住所に戻す、これが原則です。

ルール② 床には物を置かない。絶対に(家具、家電は除く)

これは掃除のしやすさを高める為には絶対に徹底しなければなりません。床に物が置いてあるだけで、掃除機やクイックルワイパーをかけるにしても、雑巾がけをするにしても、物をどかすという一手間が発生してしまいます。

小さな物一つくらいであれば、ちょっとどかすだけで済みますが、たいてい一つではすみません。
私のように一つくらいいいか、と考えるズボラ人間は、次第に5個、10個とどんどん床に物を置いていくことになります。
床には物を置かない、絶対に。これは死守しなければなりません。

逆に、床がすっきりしていると、掃除機をかけるのに本当に時間がかかりません。何より心理的に楽です。
私はコード有りの掃除機を使っていますが、コンセントに繋いで掃除機をかける、という2ステップで掃除ができます。

コンセントを繋ぐ、物をどかす、掃除機をかける、物を戻す、4ステップになるだけで、死ぬほど面倒になります。結果、掃除をするのが億劫になります。
床は絶対にすっきりさせなければなりません。

人それぞれ好みがあると思いますが、私はラグやマット類も一切置かない派です。

ルール③ 掃除のルーティンを決める

掃除のルーティンを決める、これは心理的負担を減らす為に行っています。
やることが決まっているということは、それ以外やらなくていいということでもあります。

【毎日やること】
私は、毎日朝起きたらクイックルワイパーをかけます。家の間取りは1DKと狭いので、シートをセットして、掃除して、シートを捨てる、ここまでで3分くらいです。寝ぼけていてもできます。
夜の歯磨き後に洗面所の鏡を拭く、お風呂に入った後に浴槽を掃除する、これもルーティンとして毎日行っています。

【3日に一回】
排水口の掃除はだいたい3日に一回くらいです。夏場は2日に一回くらいに増やすこともあります。
キッチン、洗面所、お風呂の排水口を掃除します。トータル20分くらいです。

【1週間に一回】
週末(休日)に掃除機がけ、床の雑巾がけ、トイレ掃除、玄関掃除を行います。部屋が狭いので、トータル30分かからないくらいです。

トイレ掃除に関しては、もう少し頻度を上げたいと思っているのですが、ズボラな性格ゆえ、今のところ週に一回で落ち着いています。要検討です。

【2週間に一回】
窓と網戸拭き、ベランダの床掃除を行います。朝起きて、クイックルワイパーをかけた後に窓を開けて換気するのですが、窓や網戸が汚れているとチリやゴミが室内に入ってきているのでは、と気になります。
なので、二週間に一度くらいのペースで窓や網戸、ベランダの床を掃除しています。

小まめに掃除していると、窓や網戸は意外にすぐ汚れる事に気付きます。所要時間は15分程度です。

【3カ月に一回】
洗濯機の掃除を行います。これはもっと頻度を上げた方がいい気がしていますが、面倒で…

洗濯機に45度くらいのお湯を溜め、酵素系漂白剤(オキシクリーンなど)を入れて5分程回す、後は6時間ほど放置するだけです。汚れが浮いてきますので、取っていきます。
排水した後に、洗濯物を入れずに満水状態で、洗濯から乾燥まで行います。

このようにルーティン化すると、歯磨きのようにやらないと気持ち悪くなってきます。また、一回の掃除にそんなに時間がかからないことがわかるので、心理的ハードルがグッと下がります。
一回3分、15分、20分など時間がわかっていると、やれば終わる、という気持ちになります。もちろん家の広さ、部屋の数で時間は変わると思います。

最後に

めんどくさい気持ちになる理由の一つに、どれくらいの時間、労力がかかるかわからない、ということがあると思います。このくらいの時間、このくらいの労力で終わる、と把握できているとやる気が出ます。

長くなりましたが、ズボラな人ほど小まめに片付けと掃除を行うことをおすすめします。自分自身の経験として、一カ月続けられれば、だいたい習慣化すると感じました。

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