見出し画像

第81回 菊花賞(GⅠ)【データ・調教・最終予想・買い目】

大型的中記録


どうもキラです。

いよいよ牡馬クラシックの最終戦です。

今年はW三冠が飛び出すか、という見どころもすごい菊花賞になります。

というわけで、今回は第81回 菊花賞(GⅠ)を予想していきます。


菊花賞(GⅠ)コースデータ

京都・芝3000m コースの特徴

◆ スタート位置は向こう正面、坂のはじまりすぐの場所、そして距離が3000mということもあり、スローペースになりやすい
◆ 距離的にも枠順はとくに有利・不利なし
◆ 基本的には2週目の坂からロングスパートになる。直線も短く平坦なことから、この坂のコーナーですんなり押し出していけないと最後は届かない
◆ 馬場の重さで来る馬が変わってくるので血統に注意

菊花賞(GⅠ)ポイント

◆ 長距離戦ということもあり、この10年は連対馬に父か母父のいずれかでロイヤルチャージャー系(サンデーサイレンス系、ロベルト系)が入っている
◆ ただ、馬場によって走る血統が変わり、軽い馬場であれば母父にスピード血統、重い馬場であれば欧州の血統などが入っていると好走しやすい
◆ ペースは基本スロー
◆ 長距離のため騎手の腕もいつも以上に反映される

菊花賞(GⅠ)考察

まず追い切りで目立った馬は以下です

AA ③コントレイル、⑦ダノングロワール
A ⑮ブラックホール

少し注目しておきたいのは⑦ダノングロワール。上り馬ですし今ホント充実してますね。


まず今回の予想は、③コントレイルは勝つのかどうなのか、という視点から決めていくのが先決です。

春先までは2000mあたりが一番向くと言われていたコントレイル。そのため、私も皐月賞が終わった時点では3冠はさすがに厳しいのでは?と思ってましたし、菊花賞ならサリオスが巻き返す、とも言ってました。

しかしふたを開ければ、ダービーも完勝、菊花賞はコントレイルが出走でサリオスは天皇賞ローテ、と思惑とは真逆の方向になりました。しかも、コントレイルは血統的にも裏付けはいろいろと出てきており、今は正直距離不安はほぼないです。皐月賞⇒ダービーで距離の壁がもろに出ることはありますが、実のところダービー⇒菊花賞ではそれはあまりありません。大概ダービーで好走できれば淀の3000もこなせます。

つまり、あれだけのパフォーマンスができる馬が距離もこなせるのであれば十中八九ここで大負けすることはないです。連は堅いのではないでしょうか?


しかし、今あえて「連は堅い」と言いましたが、それだけに菊花賞はほかのレースとはちょっと別物です。多くの有力馬が伏兵に負けを喫しました。もちろん今年はそれが例にならないくらいコントレイルが強いので、可能性は限りなく少なくはなりますが、コントレイルが2着になる可能性も「ゼロではない」ということです。


というわけで今回の予想はそういった相手選びになります。

まず、どうしても押さえておかないといけないポイントとしては「血統」でしょう。しかしよくここで勘違いされがちなのですが、3000mということでただ長距離血統、スタミナ血統を選べばいいと思っている人もいるのですが、淀の3000はそうではありません。ではどういった血統がこの菊花賞で走るのか。それは馬場でも結構変わります。

基本的には軽い馬場であればスピード血統、重い馬場であれば欧州の血統などが入っていることが必須と言っても過言ではありません。母父にサクラバクシンオーをもつキタサンブラックなどはその良い例とも言えます。とにかくこの菊花賞は、血統の考察が必要不可欠なわけです(この血統だけの説明だけで1記事書けてしまいそうなので、ここでは省きます)

あとは血統の他では、レース実績から選定していくわけですが、実際3歳戦では3000mを超える距離のレースがないため、なかなか判定が難しかったりもします。ただ、やはりこのレースに相性のいいレースというのもあります。よく挙げられるのは、きさらぎ賞とすみれステークスです。ここで好走した馬が菊花賞でも好走するという例はよくあります。

きさらぎ賞は1800mではあるものの、同じ京都の舞台。そして菊花賞は長丁場ではあるものの、折り合いをつけて最後の勝負になるため、きさらぎ賞は1800mに流す1200mが追加されるだけ、という考え方もできます(もちろんどの馬にもこれが対応するわけではない)。となると、温存1200m+勝負の1800mということで、この勝負の1800mの部分できさらぎ賞が反映されやすいわけです。

そしてすみれステークスですが、こちらは阪神の2200mで条件としては全然違いますが、正味、3歳の春のあの時期で阪神の2200mというのは結構タフなレースになります。ある程度のスタミナとパワーがないと、阪神2200mはこなすことができません(まぁこの辺に関しては宝塚記念の考察をご覧ください笑)。つまり、このタフさがそのまま3000mという長距離でも発揮できる、というカラクリにつながるということです。

そして忘れがちですが、菊花賞は非根幹距離です。3000という区切りのいい数字なので、ちょっと忘れがちなんですよね。つまり、きさらぎ賞やすみれステークスとの相性も、この非根幹距離はわりと関係はしています。

血統とレース実績、この2点は菊花賞を予想するうえで大きな要素になります。今年はそれに該当する、注目馬が結構いるんですよね。コントレイルという馬がいるこんな年に現れたのがもったいないような馬もいます。そのあたりはいつもと同様、最終結論で明かしていきます!



⬇️菊花賞(GⅠ)最終結論、馬券買い目は以下⬇️


ここから先は

1,953字

¥ 300

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?