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自己紹介

こんにちは。

ママの“しんどい気持ちを楽にする“を
叶えるため助産師としての経験、
自身の育児ノイローゼの経験を活かし
ママたちに寄り添うカウンセリングを
しています【しおり】です。

⚪︎助産師として産科、産婦人科病棟で7年勤務
⚪︎累計1万人以上のママとそのご家族との関わり
⚪︎インスタグラムでは100名以上の子育て相談
⚪︎1児のママ

今日は私がママたちの心が大切だと思った
経緯をお話ししていきたいと思うので
最後まで読んでいただけたら嬉しいです。


娘、退院時の写真

娘が4ヶ月の頃に育児ノイローゼだった私が今、こうして笑顔で育児ができていられるのは
色んな経験をして、たくさん思い悩み、
周りの方に助けられたからこそだと思っています。

「しおりさんは穏やかで優しくて理想のママですね」
「しおりさんのように心にゆとりを持てるママになりたいです」など
嬉しいお言葉をいただきますが
実はそうではないのです。


消えたいと思っていた産後、ボロボロな私

娘を出産したのは2021年5月。
そう、当時はコロナウィルスが
流行していました。

今となっては不思議なルールだったと
感じていますが
当時は得体の知らないウィルスが流行。

政府の対応や病院の受け入れシステムも整っていない状況下、外出は禁止、
外へ気晴らしに散歩をするのも許されまんでした。

私は妊娠34週の時に
実家の岩手県へ里帰りしました。
出産をしたのち産後の1ヶ月間、実家で過ごしました。

コロナ下で旦那は岩手に来ることができず(県をまたぐ移動はダメと言われていた時代です)、陣痛から出産までは一人でした。

職業柄、一人で出産することにそれほど不安はありませんでしたが
陣痛はもう絶対!!!!体験したくないくらいの痛さでした。

産後の1ヶ月間は実家で過ごしていたのですが
実母は働きに出ていたため日中は自宅で娘と二人きり。
実父は大学時に病気で他界しているため、
手伝いは実母のみ。

実母は「助産師だから育児できるよね?」な
スタンスで食事や洗濯、掃除など
身の回りの手伝いはしてくれたものの
沐浴は毎日自分で行い、
昼間の育児も夜の授乳も
一人でやっていました。

里帰り中、マタニティーブルー(理由もなく涙が出るなどの症状)はあったものの、
大きな気持ちの落ち込みはなかったです。

しかし実母とは昔からソリが合わず、
感情的になっては強く当たっていました・・・でも産後頼れる人は実母しかいなかったんです
こんな心が荒れる状況だったら自宅のある群馬県に早く帰りたいと思っていました

そして1ヶ月健診を終え、自宅の群馬県へ


生後1ヶ月娘と初めての新幹線、私の表情が明るい


自宅に帰る時は
「はあ、やっと元の生活に戻れる」と
心晴れやかでした。
娘を旦那に見てもらえる。
住み慣れた自宅の環境と赤ちゃんとの生活、
スタートするのが嬉しかったです

しかし、現実は想像以上に厳しかった・・・


疲労困憊の日々

ずっと疲れがとれない、細切れ睡眠、だるい、
体重が重くなってくる娘を抱っこで全身あちこちが痛い、自分のケアをする暇もなく泣く娘をあやし、授乳をする、立って食事をする
顔も洗わずパジャマのままで過ごす日が続きました

唯一頼れる旦那は朝早くに仕事へ行き
帰ってくる頃には娘を寝かしつけていました
そうです。これが両親が近くにいない、
旦那が戦力外のワンオペ地獄でした

旦那は土日休み。休みの日、娘の相手はしますけど当たり前のごとく授乳はできません。赤ちゃんとの過ごし方もわかりません。

結局私が育児することとなり、完全パパのみでの育児はできませんでした。
当時の旦那は旦那なりに頑張ってくれていましたがお互いの思い通りにはいきません。

旦那は平日の夜は仕事で疲れ切って赤ちゃんの泣き声で起きることはなかったです。
土日も同様です。
不思議なもので、泣き声はパパに聞こえないみたい。
泣き声はママにしか聞こえないのかな?と思うくらいどんなに娘が号泣しようとも起きませんでした。
起きない旦那に腹を立て叩き起こしたこともありましたが私が娘のお世話をした方が結果的に早く終わるので、あっさり期待することを辞めました。

毎日娘と二人きり、家事も育児もして疲弊する毎日・・・
今まで全く難しくなかった買い物。首の座らない娘を車に乗せ、スーパーに着いたら、慣れない抱っこひもを装着。ここまででいつもの倍以上の時間と気の遣い。スーパーで大声で泣かれたらどうしようと不安と共に買い物。何回もスーパーに行くことができないので必然的に1回で買う量は多くなり、娘を抱っこしながら重たいカゴを運ぶ。自宅に帰った頃にはぐったりでした。

前までは時間を気にせず長風呂できたはずなのにママになった途端シャワー。
しかも短時間で終了。

リビングで旦那が赤ちゃんをあやしているはずなのに泣き止まない泣き声。泣き声が気掛かりで秒で体を洗うなんてことはよくあります。

椅子に座ってゆっくりお茶する時間もなく、気づいたら夕方になっていて「私は今日1日何をしていたのだろう、何もできていない」と育児を精一杯していたはずなのに、
何もできない自分にひどく落ち込む日もありました。

コロナ下でお出かけができなく、ママ友は一人も居ませんでした。

徐々に私の表情は暗くなっていく

気づいた頃には朝起きた時から絶望。
そんな毎日。
必死に育児しているのに毎日泣く娘に責められているような気持ちになっていきました。
一人で赤ちゃんに向き合う不安とつらさで心も体もつぶれていきました。

「消えたい。このまま私が居なくなったらこの子はどうなるのだろう。もし子供を置き去りにしたら旦那が仕事から帰ってくるまで1日中泣いているのかな、私が居なくても生きていけるのかな」まで考えるようになってしまいました。

そして気づいたら涙が出てきます。
でも涙が出てくるだけで何も現状は変わらず
目の前にいるのは泣いている我が子。

でも、どこか冷静な自分が居て「もう無理」と心が悲鳴を上げていることに
気づいていました。


「このままじゃ娘を虐待してしまう・・・」
娘が生後4ヶ月、市の保健師さんへ電話し
初めて産後ケアを予約しました。

産後ケアはとある助産院に行くことになりました。

ショックなことに到着するやいなや駐車場に車をぶつけました。車をぶつけるくらい判断力が鈍ってかなり疲れていたのです・・・車をぶつけたのは朝です。朝からすでに疲れていたのです。これがママのリアルですよね。

そして助産院の中に入り、
助産師さんに声をかけられます。

助産師さんの顔を見て、安心。
これまで苦しかった気持ちを
なぐさめてくれるような空間で、
止めどなく涙が溢れてきました。

そして今までの育児のつらい気持ちを
ようやく言葉で少しずつ吐き出すことができました。

そこで話をすることの大切さ、つらい、苦しい気持ちを自分から自分の言葉で言うことで
こんなにも心が軽くなることに気づきました。

ママがつらい気持ちを吐き出せる場、どんなに暗く闇な部分な話しでもママの素直な気持ちを言える場所が必要だとその時に思ったのです。

だだ、話している時は楽になりますが自宅に戻ると現実に戻ります。
ワンオペ育児は続きます。

またつらい気持ちが来て、心のつらさや苦しさは完全に取ることができなかったです。
もしかして心の病、いわゆる産後うつを疑いましたがメンタルクリニックへ行くのは
ハードルが高く、結局負の気持ちをふさぎ込んでしまいました。

生後3ヶ月の頃、寝不足で目がパンパン


しかしそんな時、一人の助産師さんが
娘と私に合った育児のやり方や気持ちを細かくカウンセリングしてくれました。

生後6ヶ月〜1歳すぎまで半年ほど寄り添ってくれたおかげで気持ちが安定し
育児が楽しいと思えるように、
しんどい中でもネガティブな私の気持ちを前向きにしてくれました。

自身の育児を通して感じていることは
心と体は繋がっていて、どちらかが悪い時は何をしてもうまくいかない。
産後はどちらも共倒れになりやすく簡単に心も体も壊れていく。

そんな産後だからこそママたちの身近にカウンセリングが必要だと思い
インスタグラムで発信を始めました。

さらに多くのママの気持ちに寄り添えるよう
心理学やカウンセリングのスキルを磨いています。


心に寄り添うことは
かなりプライベートなことです。

ナイーブで繊細なものだから
より責任を持って向き合っております。

初めて会う人に心の内を話すのは抵抗がありますよね。話しやすい雰囲気を心がけています。

相談に来てくれたママを幸せにするお手伝いをさせていただけたらと思っております。

相談に来てくれたママは心のゆとりが持てた、
話をして自分の気持ちに改めて気づけた、
自分にとってのちょうどいい育児がみえた とお喜びの声をたくさんいただいています。

☑️相談する人がいない
☑️気持ちが落ち込んでいる
☑️産後うつ、育児ノイローゼかも?と思っている
☑️理解してくれる人がいない
☑️育児のアドバイスが欲しい、正解がわからない
☑️何をどうしたらいいのかわからない
☑️楽しい子育てがしたい
☑️穏やかなママでいたい
このような悩みを抱えている方がいたら育児書のみ、SNSの情報だけでは思うような解決につながりません。

悩んでいる方はインスタグラムのダイレクトメッセージから相談内容を送っていただければカウンセリング・育児相談を行っていますのでご利用いただければ嬉しいです。

多くのママが「笑顔で育児をする」
「心の内を何でも打ち明けて心がほぐれる」のが私の願いです。

最後まで読んで下さりありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします。



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