日経の書評から「女たちの独ソ戦」

評者(逢坂冬馬さん)の結びは印象的だった

戦後社会においても・・(略)・・再評価の時代には、愛国的英雄として都合のいい側面のみが称揚される。戦争という国家的殺人行為は、個人の人生を国家の物語により消化する。
女性兵士の戦闘が女性の社会的地位を向上させるといった言説には注意しなければならない(ここまで引用)

個人の人生を国家の物語により消化を私たちは許してはならないと思う。
戦争で死ぬのは個人として犬死だ
と看破することは
その意味や貢献を否定することにはならない。
まったく別の物語なのである。


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