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「同居人」という距離感

最近、外では同居の両親をのことを「同居人」と呼ぶことにした。

移動があって、出向先が変わったのもあり、
1から人間関係を築く作業をしている。
皆繋がりはあるから、私という人となりは深く知らずとも、
私という人の仕事の実績や、誰と仕事をしてきているのかは知られている。
不安は少しあるだろうけど、期待もそれだけされているので、気合を入れて向き合う日々だ。

新しい人間関係になると、狭い業種なので、お互いのパーソナルを探り合う。
結婚しているのか、子供がいるのか、
知っている人と関係がある人なのか、
誰と仲が悪いのか…

こんなことをつらつらと書いていたら、
なーんだ、学生の頃と大して変わらないな…なんて思ったりしたけれど、
仕事にも響くので、これは重要な仕事の一部になっている。
共通の話題を見つけて、急いで距離を縮めていかないと、すぐに出向期間は終わってしまう…

お互いのパーソナルな部分になったときには、
相手の顔色を伺いつつも、
先に結婚願望がないこと、子供が好きなことは伝える。
後で伝えると気まずそうな顔をされたり、言葉の端々で私がイライラしちゃったりするのを防ぐためだ。

そんななか、パーソナルな部分に踏み込まなくても…な距離の中で、
今の自分を曖昧にする言葉を見つけた。
「同居人がいる」だ。
パートナーとも、友達とも、実家暮らしともとれる魔法の言葉だ。
気になれば、同居人?シェアハウスとかですか?とか、もう長いんですか?って返しが来ることもあるし、
大体の大人は、同居人…ふーん。くらいで終わる。

新しいちょうどいい言葉に巡り合うまでは、この「同居人」を使って、世の中を泳ごうと思う。


みらいのわたし、まだ両親とは仲良くやってますか?
同居人に代わる魔法の言葉は出会いましたか?
10/5のわたしより

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まれ(ほまれせん)
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