*この仕事を選んだわけ
パティシエに
"この仕事を選んだきっかけは?"
と聞いた場合、
大半の人が答えるであろうランキング第一位の
「両親の影響」
やはり親というものは偉大だ。
そのうちの1人である私も、
料理上手な母親の影響が大きい。
*
身体に悪いから!といつも手作りで
ご飯やスイーツを作ってくれていた母。
毎年、誕生日やクリスマスには手作りのケーキも作ってくれた。
楽しそうに、美味しいものを作る。
そんな母の後ろ姿を見て、
自分もやってみたい!
そういう気持ちが芽生えはじめた。
初めて母と一緒に作ったスイーツが、
"レモンゼリー"
某食品会社のキットを使用して作った
お手軽レモンゼリーだったが、
一から自分で作り美味しいスイーツが出来た時の喜びは、計り知れない程の嬉しさであった。
今でも当時の記憶が心の奥底から、
思い、感じ出させてくれる。
そこからスイーツ作りに興味を持ち、
ネットや本からスイーツのレシピをかき集め、
日々作ることに没頭していった。
もちもん失敗も沢山経験した。
しかしその分、成功した時の喜びが大きくなり
家族、友達の喜ぶ顔を見て嬉しい気持ちで
いっぱいであった。
とある小学校6年生の授業で、
将来の夢について考える時間があった。
そこで初めて自分自身と向き合い、
ぱっと浮かんだのが
"パティシエ "
私の作ったスイーツで多くの人に喜んでもらいたい!
そこからパティシエへの道が開かれ、
今の自分がある。
*
沢山の人に喜び、感動を与えてくれる
スイーツというものはとても魅力的だ。
人間が生きる上で、必要不可欠な
"食事"
その中でスイーツは嗜好品であるが、
私にとっては絶対条件であると感じる。
スイーツを見て、食べれば必ず幸せになる。
多くの人に幸せを届ける仕事、
それが
"パティシエ "
この仕事に誇りを持ち、
これからもスイーツが織りなす
様々な可能性を追求し続けていきたい。
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