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【長井秀和に気をつけろ!】自分を棚に上げた「共同親権」2
●子どもに会えないなら養育費は払わない!?
●親の義務をまったく理解していない恐ろしさ
●それで「共同親権」の公約は、最悪のギャグ
前回からの続き。長井ちゃんは最近の雑誌で「共同親権」について語っている。自分の不貞が大きな原因で離婚したことを棚に上げて、父親なのだから子どもに会うのは当然だ、といわんばかりの長井ちゃん。でも、驚くのはこれからだ。
「芸能界を離れてからは年収が300万円程度しかない大変な時期も5、6年続きました。それでも、父親としての義務だと思い、面会交流が続いていた時期はずっと養育費を払い続けてきたのです。けれど、会わせてくれないのにお金だけというのもね……」
「彼が小6の時に会ったのが最後で、もう5年くらい会っていません。それを機に養育費の支払いをやめました」
要するに「会わせてくれないのなら、養育費を払う必要はない」と言っているのだ。
全世界の子育て中の皆さん、信じられますか?
私の両親は離婚していて、父親は病で他界している。親の離婚というのは子にとって少なからずストレスになることを、当事者として何度も感じてきた。かきむしられるような寂しさ、満たされない気持ちは、自分の生まれを呪うにも似た気持ちになる。同じ体験を子にさせる父親にはなりたくないと切に願う。
だから、「課金すれば会えるもの」という風にしか見ていないような、長井ちゃんの感覚を嫌悪する。
会わせてくれないならお金も渡さない……いや、そもそも養育費とは、当然ながら「子どもの監護や教育のための費用」だ。会う会わないに関係なく、支払いは親としての「義務」。そんなことも理解していないことが、この記事で浮き彫りになっているのだ。もはや恐ろしい。
長井ちゃんはTwitterで、株主優待券を扇のように持って「私は、家(完済)あり金あり株あり仕事あり」と豪語していた。こんな投稿を見たあとでは、その浅ましさがより際立つというもの。
そして、そんな人間が選挙で「共同親権」を語っている。共同親権の是非は、法務大臣の諮問会議である法制審議会で議論されているが、方針が定まらず難航している。それだけ親権はデリケートな話題だ。
そんな重要な「共同親権」の話を、こんな適当なやつが公約にしている。芸人くずれにしても最悪のギャグだ。このような人間が西東京市民のためになるはずがないだろう。
ただ迷惑。ヘドが出るね。
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