【長井秀和に気をつけろ!】自分を棚に上げた「共同親権」2
●子どもに会えないなら養育費は払わない!?
●親の義務をまったく理解していない恐ろしさ
●それで「共同親権」の公約は、最悪のギャグ
前回からの続き。長井ちゃんは最近の雑誌で「共同親権」について語っている。自分の不貞が大きな原因で離婚したことを棚に上げて、父親なのだから子どもに会うのは当然だ、といわんばかりの長井ちゃん。でも、驚くのはこれからだ。
要するに「会わせてくれないのなら、養育費を払う必要はない」と言っているのだ。
全世界の子育て中の皆さん、信じられますか?
私の両親は離婚していて、父親は病で他界している。親の離婚というのは子にとって少なからずストレスになることを、当事者として何度も感じてきた。かきむしられるような寂しさ、満たされない気持ちは、自分の生まれを呪うにも似た気持ちになる。同じ体験を子にさせる父親にはなりたくないと切に願う。
だから、「課金すれば会えるもの」という風にしか見ていないような、長井ちゃんの感覚を嫌悪する。
会わせてくれないならお金も渡さない……いや、そもそも養育費とは、当然ながら「子どもの監護や教育のための費用」だ。会う会わないに関係なく、支払いは親としての「義務」。そんなことも理解していないことが、この記事で浮き彫りになっているのだ。もはや恐ろしい。
長井ちゃんはTwitterで、株主優待券を扇のように持って「私は、家(完済)あり金あり株あり仕事あり」と豪語していた。こんな投稿を見たあとでは、その浅ましさがより際立つというもの。
そして、そんな人間が選挙で「共同親権」を語っている。共同親権の是非は、法務大臣の諮問会議である法制審議会で議論されているが、方針が定まらず難航している。それだけ親権はデリケートな話題だ。
そんな重要な「共同親権」の話を、こんな適当なやつが公約にしている。芸人くずれにしても最悪のギャグだ。このような人間が西東京市民のためになるはずがないだろう。
ただ迷惑。ヘドが出るね。
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