【S21最終47位】カバザシ+ドラパルト

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シーズン21のランクマッチにて最終47位を達成した構築です。
最終レートは2115の93勝46敗、
最終日の戦績も22勝11敗と安定して戦うことができました。

使用した構築はカバルドン+ザシアンです。
ザシアンを明確に止められるポケモンは限られており、それらに対して明確なゲームを作れる構築を目指しました。

個体紹介

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カバルドン わんぱく オボンのみ
215(252)-132-187(+252)-*-93(4)-67
じしん あくび ステルスロック なまける

・HB : 特化
・D : サンダーの暴風を少しでも耐えてもらうために4振り

ザシアンの相方でありドラパルトやウルガモスを展開するためのポケモンです。ザシアンが苦手な気合の襷カウンターやヌケニンへの対処、ザシアンミラーにおいて重要でした。
「吹き飛ばし」も魅力的ですが、今環境のサンダーは火力に振っている個体が少なく、「暴風」を2耐えするため「怠ける」の採用も従来よりかは推奨されても良いと感じました。

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ザシアン ようき ふとうのけん
195(220)-210(156)-137(12)-x-136(4)-201(+116)
きょじゅうざん じゃれつく インファイト つるぎのまい

・H : なるべく高く
・A : 無振り黒馬バドレックスとH振りバドレックスに対して「+1きょじゅうざん」で確定
・S : 準速ザシアン、最速ムゲンダイナ抜き

素早さを201にすることで相手のザシアンの性格を判別できるようにしました。耐久と素早さに振った分火力が足りないため「剣の舞」で補う構成を選択しています。「インファイト」はドラパルトとウルガモスで処理が困難なヒードランへの打点として採用しています。

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ドラパルト おくびょう たべのこし
193(236)-x-109(108)-120-95-201(+164)
たたりめ おにび かなしばり みがわり

・H : 16n+1の最大値
・B : 余り
・S : 準速ザシアン、最速ムゲンダイナ抜き

ザシアンと素早さを揃えることで技選択がしやすくなります。今環境は「拘りアイテム」を持ったポケモンが多く、それらに対して「金縛り」で妨害することができます。
ザシアンを削ってくる相手のポケモンに軒並み強く、身代わりを残しながら展開する動きが強力でした。

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悪ウーラオス ようき きあいのタスキ
175-182(252)-120-x-81(4)-163(+252)
あんこくきょうだ インファイト ちょうはつ ふいうち

・AS振り切り

「挑発」によってウルガモスの起点を作る役割を担います。黒バドレックスに対して強いポケモンとして採用しましたが取り巻きに弱いため一考の余地があるかもしれません。しかし対策だけを意識した歪なポケモンを採用するより、汎用性が高いポケモンを採用する方が全体の勝率は上がると踏んで続投しました。

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ウルガモス おくびょう いのちのたま
161(4)-x-85-187(252)-125-167(252)
かえんほうしゃ ギガドレイン サイコキネシス ちょうのまい

・CS振り切り

ヌオーやカプ・レヒレへの「ギガドレイン」と、ムゲンダイナへの「サイコキネシス」の火力を確保するため「命の珠」を持たせました。
ザシアンを受けてきた相手に合わせて繰り出すことで崩しへ繋げる動きが強力です。

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スイクン ずぶとい カゴのみ
207(252)-x-166(124)-111(4)-144(68)-113(60)
ねっとう ミラーコート めいそう ねむる

・HB : なるべく高く
・HD : カイオーガのC202 +1雷を確定耐え
・S : 4振り霊獣ランドロス抜き

相手の物理ポケモンに対してドラパルトの鬼火から展開する動きも強力ですが、本構築で重いホウオウ軸などに対して積極的にTODをしかける動きも行いました。「瞑想」+「ミラーコート」の構成は読まれにくく、処理を急ぐ相手に奇襲する動きが多かったです。

その他詳細な解説


【最終2115-47位】カバザシ+ドラパ徹底解説


参考

S15-サンダーザシアン

【S21 最終2112-54位 & 2111-57位】時空超越ブラッキーザシアン

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