これからの資産と仕事の考え方について

こんにちは。
コロナ禍において、クローズアップ現代などでは生活が厳しい人たちの特集なども多くやっています。
社員を全員解雇したタクシー会社の話や、仕事を失って困っている人たちの話も多いですね。

一方でコロナ禍で資産が普通に増えている資産家や、大きく資産を伸ばしている人たちもいます。
大きく資産を増やすような人は投機的にうまくやった人が多いと思うので、あまり参考にしない方がいいと思っています(宝くじ当たったり、ギャンブルで勝ったようなもの)

そんな中で将来に不安を持つ人も多くなっているでしょう。
日本人は不安遺伝子が他の国の人より多いというのも聞いたことがあり、やっかりな性格だなあ、、とも思います。(そのおかげでの良い面も多いですが)

またコロナをきっかけに格差も広がっていくのだと思いますが、今後の仕事や資産について、どう考えていくのが良いのか?を書いてみます。

国が、iDeCoといった私的年金の制度の拡充などをしてきています。これは、国や会社があなたたちの面倒は見切れないので、自分でもしっかりやってね、ということで、こういった流れは今後も続くと思います。

最近の若い人なんかは、終身雇用や年功序列がマボロシだということはもう気づいているでしょうが、僕が新卒入社したころ(16年前)は、まだ雰囲気は結構あったように思います。

まず、その幻想が続かない、ということを認識することから始める必要がありますね。

ざっくり図に書くとこんな感じです。

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人口が増えて、経済成長も続いている時代は、終身雇用や年功序列が適した制度でした。会社が家族ごとまるっと面倒を見る、その代わりに会社に忠誠を尽くして働く。企業戦士なんかの時代ですね。

定年になると退職金はしっかり出るし、その後の厚生年金なんかもしっかりあるので、老後の心配などはせずに、資産も自分で作らずともしっかりカバーできる仕組みができていました。

でもこれは、人口が増加していて、さらにアメリカに追いつけ追い越せみたいな条件下での制度なので、人口が減少して、さらに経済成長も減速している今の日本ではどうみても終身雇用と年功序列はありえないので、これは全部なくなるという前提でキャリアプランや資産形成をしていく必要がありますね。

じゃあ、これからはどんなキャリアや資産作りが良いのか?を考えてみました。

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パターン① 会社員で会社にお任せパターン。(昭和モデル)
これは、一部のエリートを除いたらかなり厳しいと思います。
大企業でも倒産やリストラがある時代においては、いきなりリストラからの貧困層や、定年後にお金に困るなどが出てしまいそうです。
※会社員で自分で考えて資産運用している、という人は老後にある程度資産がある状態になれる気がします。

パターン② 大きく稼いでセミリタイアモデル(うらやましいヤツ)
起業家や、投資(投機含む)や、その他で若くして資産を築いてセミリタイアできちゃったパターンですが、これは今後も多い気がします。
一度大きい資産を築くと、減らさずにそのままリタイアしやすい時代だと思うので、羨ましいですが、みなさん目指しましょう!という世界でもないので置いておきます。

パターン③ 個人事業主・フリーランス・一人社長モデル
このパターンが今後は増えていくと思いますし、自分もこれが近いので、この形での資産作りや、コスト面についても考えつつ、書いていきたいと思います。

なんとなくのイメージですが、フリーランスの人や個人事業主の人は、ディフェンス面(節税、資産作り、コスト削減とか)が苦手な人が多い気がしています。3点取られても4点取ればいいや、みたいな。

一方で一人社長は、ディフェンス面が強そうな気がします。
法人にする時点で結構面倒ですし、社員雇ったり規模を拡大するわけでもなく、うまく外注などを使いながら仕事をしているイメージです。
無失点に抑えて、1−2点取りに行く感じです。

資産の築き方の方程式って、1つしかないです。

(収入ー支出)+(資産×利回り)=自分の金融資産

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どれだけ稼ぐか、どれだけ無駄な支出を控えるか、節税するか、そして増やしてきた資産をどう運用するか。

自分の年代や資産の過多によっても、どこに力を入れるのかというのは違ってくるかと思いますが、個人事業で仕事をしたり、資産を考えていく際にはこの方程式を思い出しながら、どこが強いのか、弱いのか、今はこれで良いけど、もう少しこうしたい、とか考えながらするのが良いのではないかと思っています。


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