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30歳から初めて65歳までに1億円貯める方法

うさんくさいタイトルですが、中身はシンプルに、積立投資を長期的に行う。それだけです。急がば回れじゃないですが、結局この方法が一番現実的な方法じゃないかと実感しています。

前提として、終身雇用、年功序列は期待できませんし、続きません。
また、退職金を期待している。公的年金で大丈夫。というのも、結果的に大丈夫だったとしても、現時点(20-30代の人を想定しています)から30年後の未来を今の会社や人口が減っていく日本国の年金に頼るのはリスクが大きすぎます。

そうなると、自分で老後の備えを考えていく必要がありますが、一発逆転で大金持ち、みたいなものは基本ほぼないので、地道に、でも老後に1億円というものを目指すとしたらどういう方法があるのか?を多くの投資本の情報や、実体験を踏まえながら考えたので書いてみます。

まず、1億円を目指す上で、前提として信頼している条件があります。

30年後も、、、、
「資本主義」は続いている。(形は多少変わっているかも)
「日本国による年金制度」は破綻はしていないが、減っている。
「今属している企業」はどうなってるか分からない(ので最悪の倒産前提で考える)

という前提に立って考えています。
その上で、日本の年金を考慮せずに貯められる可能性が一番高い方法を考えます。
さらに、これは「凡人の資産運用戦略」です。

お金を増やす方法は、いろいろあります、例えば、、
給料を上げる(もちろん大事です、がなかなか上がりにくい時代です)
宝くじを当てる(自分が交通事故に合う確率より低いぐらいです、そんな運持っていません)
FXや仮想通貨で稼ぐ(基本ギャンブルと思ってますし、ゼロサムゲームなので一部勝者の裏には多数の敗者がいます、そのごく一部の勝者に自分が入れるとは思えません、、、)
不動産投資で増やす(これは企業勤めの人がローン組めるから行う戦略だと思いますが、不動産てすごい情報の非対称性が未だにある業界で、我々凡人が手にできる情報は、不動産のプロが手を出さなかったもので、さらに長期間に渡って不動産を持ち続けるのはド素人の戦略としては結構ハードルが高いと思ってます。なので素人の私にとってはハイリスクだと思って、控えてます。節税とかも組み合わせられる稼ぎがあれば考えられますが)
中短期での株式投資(企業の業績や時代を読みつつ、短期や中期での株式投資は、企業研究や、時代を考える上ではとても良い訓練になると思うので、良いとは思いますが、ここでうまく大きい利益を上げるのは凡人にとってはなかなか難しいのではないかと思います。)
簡単に稼げる!系の投資(ほぼ詐欺ですし、本当に簡単に稼げるのであれば、誰にも教えません。民泊や仮想通貨が本で良くでてきたり、週間SPAで取り上げられるようになったら引き時かなと思った方がいいです。)

まあ、他にもいろいろあるのでしょうが、そういった才能?や努力をそこまでしない状態で、でも将来に向けて資産を作っていきたい、増やしていきたい、という人に一番良いのが、「長期での積立投資」です。

また、株式投資とか不動産投資とか、いろいろ学んで自分でやりたい!という人はぜひやったら良いと思いますが、仕事が忙しくてそんな時間がない、子育てなどで大変、そもそもお金に興味はない、でも増やしたい。という人は、長期の積立投資をして、一度設定した後は投資したことすら忘れ、年に1回チェックする、ぐらいで良いと思います。

では、具体的に、何をどうすれば、30歳から65歳まで運用して1億円を貯められるのか?ここはあくまで机上の空論になりますが、考えてみます。

また、なぜ1億円か?というのはキリのいい数字だし、というのもありますが、仮に1億円の金融資産が築ければ、その1億円が4-5%ぐらいで運用できれば、年間4-500万になります。それだけあれば、暮らしていくには十分で、元の1億円は減らないままという心の安定も考えると、1億目指したい!というものです(死後は、相続するか、どこかに全額寄付なども良いです)

毎年67.2万円を積立投資して、35年、それぞれ3%、5%、7%で運用できた場合の35年後の金額を書いたグラフです。

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まず、なぜ毎年67.2万円か、というのは、現状の節税にもなる制度、iDeCoとつみたてNISAを最大に使った場合の金額を出しています。
iDeCoは会社員が現状、月額2.3万(諸条件で異なります)、つみたてNISAは年間40万が最大、というので出しています。

年間67.2万円の積立が難しいという場合は、まずそれだけの積立ができるように収入と支出を考えましょう。
運用せずに貯金をしていくだけだと、35年で2,352万円になります。
仮にこれを年間7%で運用できると、夢の1億に届きます。5%でも6,743万になります。

この3、5、7%という数字も無理のある数字ではありません。
株式の平均リターンは米国株だとそれ以上出ています。

私も日本の投資信託は持っておらず、メインはS&P500連動の低コストの投資信託です。理由は、日本は人口減少かつ世界的大企業は少なくなっていて、日本株全体を見ると、成長見込みが持てないと考えているからです。

投資は自己責任なので、リスクももちろんありますが、現代においては何もしないリスクの方が高いと思いますので、まずはiDeCoとつみたてNISAの枠をフルに使って、S&P500連動の低コストETFなどに積立投資を長期的に行うのが、資産を築いていくベースの方法になるのではないかと思います。

私自身もiDeCoもつみたてNISAもやっていますし、この運用の仕方が一番ベースとして最初にやるべきことだと思っています。特に会社員だとiDeCoは節税効果もあるので、やらない手はないと思います。

とはいえ、どの証券会社?どの商品?どうやってやるのが一番良い?いろいろ調べたり手続きをしたりするのが面倒、、、という人も多いと思います。

これについては別記事でiDeCoやつみたてNISAの開設から、実際の商品選択までおすすめの方法についても書いていこうと思います。

漠然としたお金の不安についても、1つずつクリアしながら気持ち的にも安心できるようにしていきたいですね。

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