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明日の夜行バスで京都に行こう21(喫茶翡翠)

こんにちは、こんばんわ。aoi kawaです。

大徳寺を抜けて北大路通り沿いを歩くこと10分。
常盤貴子さんがおすすめされていた料理処「五」はまた別の機会にと通り過ぎ、次の目的地「喫茶翡翠」に辿り着きました。

こちらは前日の夜においしそうなパフェを食べれる店を探していて見つけたお店です。
ちょうどお昼時だったので観光客と地元客半々といった感じでにぎわっていましたが、並ばずに座れました。
席で待ち合わせしているカップルもいたりしていい雰囲気。

パフェで検索して辿り着いたお店だったので、メニューを開くと思っていたよりもずっと食事系が充実していて少し驚きました。

食事系のメニューに惹かれつつも、信念はそのままにフルーツパフェを注文。

「少しお待たせしてしまうかもしれません」とあらかじめ一言頂いたのですが、むしろゆっくり滞在できてありがたかったです。

なんてったて店内やお店の名前越しに窓の外を眺めているのは楽しい。
私が座っていた席の椅子のカバーが深緑だったりして、お店の名前にちなんでたりするのかなぁなんて考えていました。

あとなにより旅程をざっくりとしか決めていなかったので、これまたざっくりと午後のプランを見直すことに時間を充てることに。

当初は近場を回る予定だったのに、結局行きたい所が点在しまくっている状況。
閉館時間や移動時間を調べつつ今回は「何秘館」という美術館は諦めることにしました。

こちらも常盤貴子さんがおすすめされていた美術館なのですが、樹木希林さんも生前に足繫く通われていたとか。
館長の梶川芳友さんとも親交があったようです。
名優たちに愛されいている美術館。
折角なのでゆっくりと回れる時に行こうと思います。

そして、来るフルーツパフェ。
これぞ味覚で楽しむことができる美術品なのではないだろうか。
なんて、感動して心の中で語ってしまいました。

通路向いの席で食事をしていた大学生くらいの女の子たちも私のパフェをみて、「すごいすごい」、「やっぱり注文しよう」なんて会話をしていて、思わず相槌を打ちたくなりました。

写真もそこそこに、どこから食べればいいんだろうと贅沢に悩みながらパクっとひとくち。
もう、ザ・フルーツパフェという感じの安心感のある甘さと酸味。
本当に最高でございます。

フルーツをゆっくり選びながら食べていると、バニラアイスの部分が溶けだしてきてしまうので、おっとっとなんていいながら、受け皿をまわしつつ食べました。

食べ進めていったら定番のコーンフレークがでてくると思いきや、最後までフルーツ三昧。
下層はオレンジソースの中にオレンジ、リンゴ、キウイ、バナナが浮かんでいます。

生クリーム耐性が低めなので最後ちょっと食べるペースが落ちましたが、フルーツまみれなので罪悪感低めのパフェだと信じています。

話が少しそれるのですが、喫茶翡翠へ来ようと思った理由はパフェ以外にもありました。

それはずばり「翡翠」という名前。

話それます。あしからず。

復刻版BOX vol4(私物)

私、吉田秋生先生の漫画を読み漁っておるのですが、『BANANA FISH』という作品の主役であるアッシュ・リンクスというアメリカ人の青年が好きなんです。

ただ物語の中でその呼び方は、賢く強い獣の様な彼につけられた通称であり、本名は「アスラン・ジェイド・カーレンリース」だということが判ります。
隙のない彼にも、親が愛を込めて名付けた美しい名前かあったのです。
彼が翡翠色の瞳を持って夜明けに産まれたことからこの名がつけられました。

ミドルネームの「ジェイド」。

そう「翡翠」。

おわかり頂けますでしょうか?

なんて、安直な思考回路って思われるかもしれません。
しかし、きっとオタクたちは翡翠という言葉に光り輝くもの感じずにはいられないのです。
かくいう私もその一人。

そんな個人的な嗜好もあり、喫茶翡翠を訪れたのでした。

帰り際、お手洗いに行って席に戻ろうとしたとき、壁に常盤貴子さんが取材で訪れた際の写真が飾ってありました。
本当にいろんなお店に行ってらっしゃるんですね。
尊敬してやみません。

フルーツの酸味と甘味で体力回復できました。

どんどん暑くなってきたので体調に気をつけながら、次の目的地へ向かいます。



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