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明日の夜行バスで京都に行こう4(京都駅、車折神社、嵐山散歩)

こんにちは、こんばんわ。aoi kawaです。

夜行バス対策が無事成果を発揮し、疲労感なく京都駅に到着しました。

八条口から京都駅に入っていくと早速京都らしい光景が。
こういうお姿を拝見すると高揚します。

そして久しぶりの京都タワー!
本当に何枚同じ写真を撮るんだというくらい、撮らずにはいられませんね。

今回、本当にノープランすぎたので旅の目的を即席で2つ決めていました。
1つ目は車折神社に行く
2つ目は数年前に行った鞍馬寺で引いたおみくじを鞍馬寺に収めることです。

実は5年くらいの間に4回京都旅行をしておりまして、自分のお気に入りの神社やお寺ができつつありました。
なのでそこまで予定を練らなくてもどうにかなるかなと。

車折神社はエリアでいうと嵐山方面にあります。
最近よくオーバーツーリズムって聞くし、バスタ新宿もすごかったし、めっちゃ混雑してそうと過剰に警戒していました。
なので重い荷物を背負ったまま朝一で向かうことに。

バス・地下鉄の1日乗車券を購入し、(お昼に親子丼を食べるつもりなことを忘れ)セブンでたまごサンドを買ってバスの列に並びます。
京都旅の始まりです。

バスに乗ると、聞きなれないアナウンスが流れていました。
「祇園祭があるため、一部区間での停車はしない特別運行になっている」とのこと。

、、、祇園祭?

はて、屋台がでる夏祭りかなぁなんて、愚かなことを考えてました。

何行か前に何度も京都行ったことあるアピールしてましたが、基本的に世間知らずで、今回は特に何も調べずに来ていたので、ひとまずバスの中で検索。

すると祇園祭とは7月いっぱい行われていて、その中で何日か決められた日に催しがあると知りました。
そして私が到着した7月17日は山鉾巡行という、簡単に言うと大きい車輪がついた神輿みたいなのものが20台ほど京都市内の決められたルートを巡行するという祇園祭の中でも大きなイベントが執り行われる日だったのです。

ただ時間帯的に9~11時となっており、見るには朝一の嵐山を諦めないといけない。

オーバーツーリズムを必要以上に恐れを抱いていた私は、まぁもともと祇園祭って知らずに来たんだし、気づかなかったことにしようと、嵐山へ向かうことに。

車窓を眺めていたら即人生を考えさせられる

特に乗り換えることなく、無事に車折神社に辿り着けました。

友人から聞いて車折神社を知ったのですが、後々調べるとメディアでも結構紹介されているパワースポットでした。
さぞ混雑しているのだろうと思いきや、平日ということもあり人が少なく回りやすかったです。
そして予想以上に住宅街。

周りに高い建物が無いおかげで遠くに青々とした山も見えていて、開放感のある景色でした。

バス停からみて神社の向こう側に嵐電の駅があり、参拝客よりも住民や学生が通り抜けるために参道を歩いていて、思っていたよりも親近感のある神社でした。

ただ末社である芸能神社の玉垣を見ると名だたる俳優・アイドル・漫画家たちの名前がずらり。
私の大好きな漫画家CLAMP大先生のお名前もありテンション爆上がりでございました。

早速お守りを頂いてから参拝をしようと思っていたのですが、到着時間が早すぎてまだ社務所が閉まっていたので時間つぶしに渡月橋へ。
ちょうどいいバスが無かったので15分ほど歩いていきました。

最近酷く混雑していて渡月橋を渡れないという動画を見ており、再びオーバーツーリズムに怯えながら向かったのですが、渡月橋と気づかないくらい空いていました。早朝最高です。

ARABICA Kyoto

時間的に余裕があったので以前来た時にたくさん人が並んでいたコーヒースタンドに行ってみると開店したばかりで殆ど並んでいませんでした。
店員さんにおすすめを聞いて京都ラテを購入。

気分的にはアイスコーヒーだったのですが、京都ラテは人気メニューらしく、また京都という名前がミーハー心に火をつけました。
普通のラテよりもシロップが入っていて甘めとのことでしたが、すっきりしていて飲みやすかったです。

アラビカ公式サイトより

お店のオリジナルグッズが店内に飾られていて、このリュックに一目惚れしてしまい購入を迷ったのですが、金額的に旅の始まりには手が差出せず。

おしゃれな飲み物を片手に気分がよくなって渡月橋を渡ると味のあるお店が登場。
窓際に並べられたオルゴールの背後に細い川が流れていてのどかで素敵な空間でした。
お土産にオルゴールってのもロマンがあるなぁと思いつつも、荷物が重くて諦めてお店を後に。

そして時間的にいい頃合いになってきたので道を戻り車折神社へ。
道中でツバメの巣を見つけて和みました。
なんかいいことありそう。

再び訪れた車折神社には参拝客の方がちらほら。
改めて神社でおすすめされている参拝順路に沿って、お守りも手に入れつつ参拝することができました。
おみくじも大吉を引けて上機嫌。


ここで印象に残ったのは、参道ですれ違った可愛らしいおばあちゃんが私まじまじみてきれいなお姉さんって2回つぶやかれたこと(太字で書き残したいくらい自慢ですうふふ)。


嵐電の駅から見た山がすごくきれいだったこと。

そして、バスの乗車券を落としたこと。

ん???
あれ????

そうです。私、京都でもまたやらかしました。

参拝を終え、写真も撮り、すがすがしい気持ちでバス停に向かい、貴重品用のポシェットを開けると無くなっていたんです。
ツバメの巣を見てなんかいいことありそうと思ってた自分が恥ずかしい、、、。

途端に私の中で浮かれ野郎が消え去り、泣きべそ小僧が大立ち回りをしはじめます。
さすがにバス1回の乗車で1100円は痛すぎると思い、小僧を宥めつつ再度車折神社へ引き返すことに。
まさか3回も鳥居をくぐることになるとは。

どこを探しても見つからず、まさかなぁと嵐電の方の鳥居にも歩いていくと、電車から降りてきたおばあちゃんが屈んで何かカードらしきものを拾っているではないですか。

いや単純におばあちゃんが自分で落としたものを拾っているだけかもしれないけど、勢いで「あの、それ」と声を掛けたら、もう全てわかっているという笑顔で「はいどうぞ」って手渡していただきました。

手の中のカードを見ると見覚えのある緑色の1日乗車券。

勝手に一人で波乱万丈を繰り返した時間でした。

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